家族の集まるLDKは明るい2階に配置し、吹き抜けを設けて広々と。
家族それぞれに居場所を用意して、ひとりの時間と団らんの時間を両立させた住まい。
佇まいをグラフィカルに表現した外観。ファサードのアクセントとして、外壁の一部に厚みをもたせてタイル貼りとし、遠近感や奥行きを強調した。
玄関ホールの上り框を斜めにすることで、広がりと奥行き感を演出。吹き抜けの階段スペースも取り込んで、縦方向へも空間が連続していく。
玄関ホールには、外出から帰宅してすぐに手を洗えるように、洗面台とトイレを設置。半月型の鏡とそれを縁取る間接照明が印象的。
2階に上がると約20畳のLDKが広がる。ダイニング・キッチンは吹き抜けの階段ホールとオープンにつながり、明るく開放感に満ちている。
リビングには吹き抜けを設け、プライバシーを考慮した高窓からはやわらかな光が差し込んで、心落ち着くくつろぎ時間を包み込んでくれている。
キッチン本体、キャビネット、リビングのテレビボードの壁、ソファやダイニングチェアなどもグレー系でコーディネート。落ち着いた雰囲気のインテリアにまとめた。
3階にご主人の書斎も配置。約2畳の広さだが、デスクカウンターと本棚を造り付けることで空間を効率よく利用している。
わが家のコンセプトは「家族が帰りたくなる家」。うちの家族はそれぞれ年齢も活動時間も異なります。各自、自分のペースで家を出入りしながらも、2階のLDKでお互いに顔を合わせてコミュニケーションをとる。この距離感がちょうど良くて、心地よく暮らせますね。
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