インテリア
両開きの玄関ドアを開けると、ふわっと優しい空間が目に飛び込んでくる。
やわらかな陽光が満ちる中、エレガントな丸い鏡と、お嬢様のアニバーサリーにご夫妻が選んだスペイン製の可憐な天使の陶器が迎えてくれる。左手に進むと、明るい吹き抜けのリビング、そしてキッチン、ダイニングが広がる。この間取りはご夫妻ともに、「目線は合わなくても家族がどこにいても気配を感じられる」と、語る。奥様は、モデルハウスで気に入ったクリームホワイトの世界を作るため、システムキッチンやカーテン、シャンデリアなど家じゅうのここかしこを、インテリアコーディネーターに相談しながら作り上げた。お嬢様の洋室はお嬢様自身が壁紙、照明、カーテン等のインテリアを決められたそう。さながらプリンセスの部屋のように愛らしく仕上がった。一方、M様の書斎は別棟のガレージに併設された。子どもの頃から集めていたミニカーコレクションをびっしりと並べ、同時に愛車を窓から眺められるまさに車に浸れる空間。車を謳歌するご主人のためのくつろぎの部屋だ。