ご主人の「家は、暮らしを包むフレーム(枠)である」という考えから、ブラウンとホワイトをベースにシンプルな空間構成となったK様邸。一日じゅう自然光が差し込む2階リビングはウォールナットのフローリングと白い壁のインテリアに。暮らしの中で家具やグリーン、アートなどが彩りを添えていく。
「シンプルな家にしたい」という要望を踏まえながら、日当たりのよい2階にLDKを配置。リビングとダイニングをひと続きとすることで、広々とした空間になった。勾配天井を活かした高い天井高も開放感に一役買っている。ダイニング横のバルコニーは「スカイリビング」と名付けられた。奥行き2mの広さがあり、レモンの木の鉢植えと椅子を置いて、お茶やビールを楽しむなどもう一つのリビングとして活用している。1階の洋室は現在は主寝室。将来2つの子供部屋にリフォームできるよう窓や照明を配置してある。
賃貸マンションに暮らしていたK様ご夫妻は散歩が好きで、素敵な家を眺めながら、よく近所を歩いていたそう。三井ホームのデザインが気に入って問い合わせしたところから、家づくりがスタート。最初の相談から引き渡しまで、わずか10カ月というスピードでしたが、3D画像でのデザインの確認や、「住まいるスタジアム」での耐震や断熱などの体験を通じて、「納得して家づくりを進めることができました」とご主人。家具類も三井ホームのインテリアフェアを利用して、統一感のあるコーディネートが実現した。
リビングルームに造り付けた収納棚には、思い出の品やご主人のお気に入りのキャップのコレクションなどをディスプレイ。室内はシャープな中にも温もりを感じられるように素材感を意識した仕上がりとなった。「今後は、ライフステージに合わせて家具やアートで室内に少しずつ、彩りを加えていきたい」とご主人。2階リビングの提案に少し不安だったという奥様も「やはり明るくていいですね。家事動線も効率よくまとめられていて動きやすいです」と晴れやかな笑顔を見せている。
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