自宅兼事務所が手狭になったのを機に、仕事も暮らしも趣味も満たせる「ガレージハウス」を計画。愛する車やバイクを収納するインナーガレージを広々と確保し、社員が集まる事務所も自宅のLDK もアットホームな雰囲気に設えた。
黒のコロニアル瓦の屋根とスノーホワイトの吹き付けで仕上げた外観は、前面をオープンにしてフレンドリーな雰囲気に。1階の大部分は、車とバイクが主役のインナーガレージ。
土間、ホールに用いたタイルは、南イタリアの白い街並みにある石畳をイメージした、明るく上品なエイジングタイル。ホールの壁には約2m幅のフィクス窓を設置。愛車とともに暮らす気分が味わえる。
2階には約23畳のオフィススペースを設けた。床にはエイジング加工したフローリングを選択。南側の壁にはレンガ調のタイルを貼ってレトロなイメージを加えた。
デスクワークのスペースの隣には、打ち合わせ用のテーブルを配置。仕事場というよりもアットホームなインテリアになっている。
オフィスの隣には自宅のLDKのスペースを配置。テレビボード背面のアクセントウォールは、古びた枕木を思わせるグレーのヴィンテージ風タイルに。
軽い朝食も取れるアイランドカウンター。いくつものグリーンプランターが空間に潤いをもたらし、自然と長居したくなるカフェのような設え。
キッチンの面材は木目調を選択。壁面は、土の粒子の荒々しさと大胆な焼きムラが特徴のタイルを貼り、素朴な味わいが漂うインテリアとなっている。
洗面の床は、リビングのアクセントウォールと同じ種類で、焦茶色のタイルに。耐水性もありながら、オフィスやLDKのインテリアのレトロ感、木質感とも自然と馴染む。
これまでのオフィスが手狭になってきたので、新しく、思い通りの空間をつくりたいと思ったのです。インナーガレージはもちろん、何よりも実現したかったのは、仕事とプライベートがボーダーレスに連続する空間です。家族だけでなく、社員やバイク仲間もみんなで集まって、楽しくやれる場所になりました。
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