インテリア
中庭を囲むように回廊状に展開された室内。フローリングの木の質感と白い壁でナチュラルな雰囲気のインテリアにまとめている。キッチンの扉材や収納部にも木質系の部材を採用し、インテリアの一体感を高めた。キッチンのすぐ横にはダイニングテーブルを配置。配膳や食事の後片付けもスムーズに。リビングとダイニングは勾配天井。日中は高窓からの自然光が降り注ぐ開放的な空間となった。さらに、玄関には地窓、リビングとダイニング、和室には掃き出し窓が設けられ、中庭とひと続きに。「室内も中庭も、外からの視線を気にせずに過ごせるのがいいですね」と奥様。中庭には樹脂系のデッキ材が張られた。中庭の広さは約20畳。室内から気軽に出ることができ、室内の延長として活用されている。ふだんの生活は1階だけで営めるが、あえて平屋にはせず、2階には一室だけ洋室が設けられた。来客用の寝室など予備的に使われており、将来の家族構成の変化にも対応できる部屋となっている。