開放的な南国のリゾートをイメージした室内は陽光に満ちたくつろぎの空間。内装には木の温もりを生かしながら、マリンブルーをアクセントに散りばめた。ナチュラルな質感に包まれて、心身ともに癒される住まいだ。
モダンなスクエアデザインの外観。外壁は手塗りの風合いが出るように仕上げ、色味はスノーホワイト色にまとめた。
アプローチは天然石を乱尺貼りに。オリーブやヤシを植栽に配し、門塀に沖縄でよく使われる花ブロックをあしらい、南国のイメージを際立たせた。
ホールを広く確保するため框に角度をつけた玄関。ホールの床はオークのヘリンボーン貼りに。ホール正面のリビングとは開放感のあるハイドアでつながっている。
ホールの右手には洗面台とトイレを設置。洗面台は、タイルとステンドグラスは海のイメージに。トイレもサンゴや貝の柄のクロスを選んで、海のモチーフで揃えた。
オープンスタイルの約28畳のLDK。庭にウッドデッキが L字状に巡らされ、テラス窓を通じて戸外へとつながる。リビングには吹き抜けが設けられ、陽光の温もりが心地よく漂う。
テレビ台の裏の壁はアースカラーのタイル。間接照明を設置している部分はピーリング材を貼り、床に貼ったオークのフローリングと合わせ、自然な質感でまとめられている。
キッチンは白をベースにしながら、ブルーのタイル、造作の吊り戸棚、琉球ガラスのペンダント照明などを組み合わせ、マリンリゾートの雰囲気に。
2階にはプライベートな個室が並ぶ。階段の北側には約4.2畳のご主人の書斎。コンパクトでありながら、2方向の窓から通風、採光が図られて快適な場所に。
ふたりとも海辺のリゾートが好きということもあり、新居にはハワイや沖縄のホテルの雰囲気を求めていました。夫がこだわったのは外観です。三角屋根の普通の家ではなく、モダンでありながら、南国のような雰囲気のある家を要望したところ、ちょうどイメージ通りのデザインが提案されました。室内は、明るく開放的に。友人が多いので、ホームパーティーもできるような広がりのある空間にしてもらいました。ソファでくつろいだり、テラスに出たり、思い思いの場所で過ごせるので、友人たちも居心地がいいようです。
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