子どもたちを広い庭で遊ばせたい。家づくりはそんな夢から始まった。
緑豊かな周辺環境に溶け込むように。室内も外の景観を取り込んで、ゆったりと広がる空間に仕上げた。
敷地に残っていた既存の植栽を生かしながら、落ち着きある自然素材で個性をさりげなく表現。広々とした庭にはウッドデッキを設けて、室内とのつながりを持たせている。
玄関には吹き抜けを設け、2階の窓からの日差しを取り込んだ。壁、天井は白いクロスで仕上げ、アートを飾ってミニギャラリーの雰囲気に。
室内に入ると、すぐ右手に洗面台とトイレを配し、帰宅してすぐに手を洗えるように。来客も気兼ねなく使える配置になっている。
ダイニングキッチンは大きな開口部を設けて、庭のウッドデッキとフラットにつながり、お子様も裸足でのびのびと外で遊べる開放感に満たされている。
キッチンの前には4畳半の和室を用意。現在は幼いお子様の昼寝や遊び場として使われているが、引き戸を閉め切れば来客用の寝室に。
リビング内の和室は、客間としての使用も考慮して、R壁のミニ床の間を設けて落ち着ける雰囲気に。普段は開け放してリラックススペースとして活用。
2階に設けたご主人の書斎。約3畳のコンパクトな空間だが、デスク、本棚を造り付けて、空間を効率的に活用している。
キッチンの北側には洗面室、脱衣室、浴室を配置。洗面室のクロスの色は、ご夫婦こだわりのティファニーブルー。さわやかな印象で、「いい気分転換になる」とご主人。
これから子どもと一緒に年を重ねていく家ですから、40~50年経っても愛せる、普遍的な美しさや居心地のよさのある住まいにしたいと思っていました。まさにイメージ通り。インテリアも素敵なんですけど、家事動線もきちんと考えられているので、すごく楽に暮らせるようになりました。
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