モデルハウス紹介・オンライン相談
土地を探す
全国エリア情報
カタログ請求
家を建てるなら子どもの頃に遊んだ雑木林のような庭が欲しい。そんな願いを見事にかなえたK様邸。前庭のスペースをしっかり確保して、下草、低木のアセビ、中高木のモミジなど高さの異なる植栽を配置した。建物の外壁の一部には、色合いや質感が木々と馴染む木質建材を採用。前面に緑の層がふんわりと広がり、建物と融け合うような一体感を醸し出している。
植栽に囲まれたアプローチでは、日の傾きに合わせて木陰が少しずつ表情を変えていく。玄関へ向かう動線は、緩やかなカーブを描き、まるで森へ分け入っていくかのような感覚が味わえる。散水栓にはこだわりの陶器のボウルを組み合わせた。周囲に配した天然石とともに、「懐かしい雑木林」の雰囲気を演出している。また、リビングと庭をつなぐウッドデッキには、ヤマボウシを植えた。1本の庭木によって室内と戸外との距離がぐっと縮まり、庭を身近に感じられるようになった。初夏には白い花を咲かせ、暮らしを彩る。
明るい日差しを受けて、鮮やかに輝く緑の庭。そのみずみずしさを引き立てるのは、ナチュラルモダンのインテリア。白を基調とした空間を、落ち着いた無垢材のフローリングが穏やかに引き締める。リビングには石貼りのアクセントウォールを施し、視覚的にゾーニング。キッチンは対面式のフラットカウンターを採用してオープンな雰囲気に。キャビネットの面材も床や家具と色調を合わせてリビングやダイニングとひと続きの印象にまとめた。ダイニングでは頭上に吹き抜けが広がる。高窓からの自然光が吹き抜けの白い壁を明るく照らし、森の中の陽だまりにいるかのような開放感が漂う。それぞれ趣の異なる空間が、色調や質感をそろえながら、さりげなく調和している。
K様の以前のお住まいはマンション。各室が狭く、細切れのようになった間取りだったという。K様ご夫妻と3人のお子さん、それぞれに学校や仕事に忙しく、家にいるときも自分の部屋にこもってしまうと顔も合わせにくい状態だった。そこで要望したのは「家にいるときくらいは家族の気配を感じたい」ということ。そこで2階には吹き抜けに沿って家族共用のカウンターを設置。壁面には書棚を造り付け、勉強したり、パソコンを使ったりするスペースにした。「三井ホームの担当者さんには思いついたことを何でも相談しました。言えば言うほど、いろんな提案をしてくれるので頼もしかった」とご主人。
「朝、明るい食卓で迎える朝食の時間が好きなんです。ふだん仕事や学校で忙しい家族が、顔を合わせて会話を楽しむ大切なひとときだから」とご主人。そしていつものように愛犬ウィルを連れて散歩へ。「"雑木林のような庭"というキーワードだけで見事な植栽プランを提案してもらえました」。庭は四季ごとに様相を変える。春は下草の花が咲き、夏は鮮やかな新緑が息づき、秋は紅葉、冬には葉を落とした木々が見事な枝ぶりを披露する。K様ご家族は、そんな庭の姿に心を癒され、日々の活力を得ている。
建築実例一覧に戻る