切妻屋根の連なりによって、建物に奥行きと立体感が生まれている。モデルハウスのデザインに魅了され、そのイメージを取り入れることによって、室内は開放感に満たされ、天然木の美しさと心地よさに包まれた温もりが漂っている。
2階部分はチェリーホワイト、1階部分はアッシュグレーの色味に仕上げ、一部に石目調のベージュのタイルをアクセントとして配置した落ち着いたデザイン。
「玄関には絵を飾りたい」という要望を生かし、土間の壁面にピクチャーレールを設置。ホールの床はヘリンボーン貼りにして、リビングへと続く印象に。
階段室の壁にはレッドシダーのピーリング材を貼り、木の温もり感を漂わせた。木質壁の温かみが空間全体を心地よく包み込んでいる。
リビングはレッドシダーのピーリング壁と床はヘリンボーン貼り、ダイニングキッチンはグレーのフロアタイルと床の仕上げを貼り分けることで、視覚的にゾーニングを施した。
玄関からリビングに続く入り口には、袖壁としてブルーのアクセントクロスをデザイン。そこから天然木に包まれた温もりのリビングへと導かれるようになっている。
グレーと木質のコンビネーションで、ナチュラルな雰囲気にコーディネートしたダイニングキッチン。テーブル一体型で、料理も片付けも家族みんなで参加できる。
水回りは玄関からつながる裏動線と、LDKから入る動線が用意され、アクセスしやすい間取りに。通路には、リビング小物をしまえる収納棚も設けている。
洗面室、脱衣室、浴室などの水回りは1階の北側にまとめられた。脱衣室には洗濯機、ガス乾燥機のほか、ハンギングバーを設置し、さらにアイロンカウンターも造作。
展示場に見学に行ったとき、「ラングレー」や「シュシュ」に心惹かれました。そのまま建てたいと思ったほどです。ただ実際には、周囲の環境や敷地の形状などの条件も考慮しないといけないので、理想のイメージは大切にしながらも、スタッフの方々とプランを一からつくり上げていきました。以前はモノがあふれて落ち着かなかったので、きちんと収納計画も考えていただき、煩雑になりがちなダイニング・キッチンもすっきりとしました。家が広く感じられるようになって、心も広くなったような気がします。家族で笑いあえる時間が増えたのがうれしいです。
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