住空間には、味わいのある英国のカントリーデザインの雰囲気が漂っている。ステンドグラス、シャンデリア、アーチ壁などクラシカルな設えにこだわり、英国での生活で愛用していたアンティーク家具が馴染む住まいに仕上げた。
切妻の屋根と正方形の窓、家型の玄関ポーチが個性的な印象に残る外観。スノーホワイトの吹き付け仕上げの外壁を黒の窓枠で引き締め、シンプルながらスタイリッシュなデザインに。
ブルーのイタリアンタイルを貼った玄関ホール。アンティークの家具がしっくりと馴染んでいる。壁には愛着のあるステンドグラスがアートのように組み込まれている。
リビングの南側には吹き抜けが広がる。床はアンティーク家具に色調の近いブラックウォルナットのフローリング、壁にはウィリアム・モリスのクロスを選んだ。
床の中央には絨毯のようなイメージで、教会でみられるような伝統的な柄模様のモザイクタイルを敷き詰めた。中心にはアンティークなダイニングセットをセンスよく合わせた。
2階のホールに面した4畳半の畳コーナーは、多目的なセカンドリビング。紺色の縁なし畳とステンドグラスをあしらって、家全体のインテリアとの調和を図った。
書斎は、ご主人の好きな海のイメージのクロスをアクセントに。コンパクトな空間だが、リビングの吹き抜けに面しており、室内窓から明るさと家族の気配が伝わってくる。
主寝室はホワイトオークのシートフローリング、グリーンのシェードカーテン、草木柄のクロスなどをコーディネートして、森のイメージのインテリアにまとめた。
サニタリーには合理性を考えて2台の洗濯機を置いた。床にはアイボリーのフロアタイル、天井には空のイメージのクロスを用いて、明るく清潔感のある空間に。
以前は仕事の都合でイギリスに住んでいました。そのときに愛用していたアンティークの品々を活かせる家を建てたいと思い、三井ホームに依頼しました。ヨーロッパの伝統的なインテリアスタイルを取り入れながら、明るく開放的な空間をバランスよくつくってもらえましたね。特に、玄関からリビングに続くホールに、食器のコレクションを飾れるショウケースをつくってもらったのはうれしかったです。
当ウェブサイトに使用している全ての内容、著作権、肖像権は、弊社及び制作会社、広告代理店に帰属しています。
著作権法で許された範囲以外の複写・盗用・無断転載をお断りしております。