
海辺に面した立地を生かした、リゾート感あふれる白亜のデザイン。屋根には、一枚一枚が豊かな表情を持ちながら、 光が差し込む海の鮮やかさを映し出す4枚の瓦を組み合わせている。まさに、雄大な海と山の景観の中に一際輝くビーチサイドハウスだ。

ビーチに面した敷地には、2階建ての母屋棟と平屋建てのビーチハウス棟をL字型に配置。開口部を大きく設け、白く波立つ太平洋の景観を取り込んだ設えに至福の時間が流れる。

ラウンジソファを据えたリビングには、大開口の吹き抜けを設けた。床はグレイッシュオークのシートフローリング。カジュアルな白木のイメージがインテリアのベースとなっている。

1階には約28.8畳のLDKが広がる。入江のように配したラウンジソファー、2階ホールにもつながる大きな吹き抜け、空も海も見渡せる大開口。まさに心の解放区と言える空間だ。

キッチンの脇にはラナイに出られるダイニングを配置。海に面しては大きなフィックス窓を設け、水平線を眺めながら食の時間を楽しめるようになっている。

ビーチハウスは、プールと向かい合うようにカウンター席を設け、シャワーの後の休憩やカフェタイムとしても楽しめるマルチスペースとして利用できる。

洗面スペースでは、クロスや照明器具、タオルリングなども海のイメージで楽しくコーディネート。コンパクトだけれどさわやかさが広がるスペースだ。

南側の寝室は約12畳。海に面した側には3連の大きなフィクス窓を設けて、太平洋の眺めをダイナミックに取り込んだ。海の青でコーディネートした空間が非日常感を誘う。

クアルタネイビーの面材を採用した洗面台は、海外のリゾートホテルのイメージでクラシックなデザインに。バスルームにも大きな窓を付け、海と一体の感覚で入浴を楽しめるようにした。

所有していた土地に古いRC造の住宅があったのですが、リフォームにも耐えきれないほど老朽化していたこともあり、新たに民泊施設として土地活用を図ることになりました。海水浴場が目の前という立地なので、海外のリゾート地にあるようなプール付きのビーチハウスが設計のコンセプトに。海も空も取り込む、大きな吹き抜けと窓。どの部屋で何をしていても海が視界に入る間取り。外装や内装にも海をイメージさせる要素をちりばめて、楽しく快適に過ごせる空間づくりを目指しました。完成して気づいたのは三井ホームの建物の性能の高さです。窓を開ければ聞こえる波音も、閉めてしまえば静かに。明るい日差しは入ってきても、日射熱はほどよく遮って適温に。豊かな自然の景観を楽しみながら、居心地のいい室内環境も満喫できる、「いいとこどり」の空間となりました。
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