水平の庇と窓周りに装飾柱を巡らせた端正な外観デザイン。この敷地に元からあった石垣を生かし、植栽を配することで美しく調和させている。
家族が多いため、複数で出入りがしやすいように土間をL字型に配置。左手の突き当りにはシューズクロークを設置。右手の廊下に沿って和室、LDKへと続く。
LDKに続く通路に面して応接用の和室を配置。和風のテイストを取り込みながら、モダンなリビングとも違和感のないようにコーディネートしている。
LDKは玄関と同じタイルを敷き、空間の一体感を演出。リビングの南側にはウッドデッキを設け、テラス窓から明るい日差しを取り込んでいる。
キッチンの面材、天板、壁パネルはグレー系でまとめ、色味を抑えて落ち着きのある空間とした。大家族の会話が弾むゆとりの食の空間になっている。
LDKはもちろん、リビング階段、中二階のホビールーム、階段下のピアノスペースまで、全てに仕切りがなく開放的につながっている。
リビングの一角には吹き抜けの階段のスペースを設置。2階からの日差しが降り注ぎ、階段ホールに心地よさをもたらしている。
階段の中2階部分には、3世代共有のワークスペースが広がる。洋裁、陶芸、勉強、パソコン、家族はそれぞれ自分のしたいことをここで行う。
コンセプトは、私の両親も含めて3世代が集まれる空間。家族がそれぞれ自分のペースで好きなことができて、それでいて一体感を得られるような家にしたいと思いました。三井ホームさんは、そんな私たちの思いをよく汲み取ってくれて、いいプランを提案してくれました(奥様)。
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