求めていたのは、社員もお客様も誰もがくつろげて、お互いにいい関係を築けるオフィス。内外の空間がどこまでも連続して、光と風に満ちたのびやかな居場所が広がっている。エクステリアには季節感あふれる植栽を配置。開放的で快適な仕事環境だ。

水平の軒を強調し、安定感のある外観デザイン

ゆとりある敷地を有効に生かした平屋の建物。庭に向けて大きく開いた開口部に沿って、水平の軒を連続させ、縁側のように内外を緩やかにつなぐ場を設けた。

オフィスに潤いをもたらす植栽を
随所に配置したエクステリア

タイルで仕上げた庭にはブルーベリーやトマトなど、季節の味覚を楽しめる植物を選択。大きなテラスにほどよく緑を添えることで、仕事の場に潤いを取り込んでいる。

人と光と自由が行き交う、ゆとりある事務室

フリーアドレス制を取り入れた事務室は約 20畳。収納は壁内にまとめてデスク回りにゆとりを確保した。西側は中庭に接していて、テラス窓を通じて、光と風を呼び込んだ。

オンとオフを円滑に切り替えられる
オフィス環境を実現

西側には通常の住宅のようにキッチン、ダイニング、リビングも確保。内装は白を基調にした清潔感ある仕上がりで、ダイニングキッチンはランチや仕事の合間のコーヒーブレイクの場に。

社員の休憩スペースのほか、
お客様の応接などにも使用するリビング

木目の天井が印象的なゆったりとした雰囲気の空間。庭の緑も目にやさしく、仕事の疲れを癒してくれる。すっきりとした事務室と、わが家のようにくつろげるLDKを両立。

ボイス

この建物は、複数のグループ企業が同居できる複合オフィスとして計画しました。ただ、いかにも「オフィス然」とした建物ではなく、グループ企業に勤める皆さんがファミリーとして一体感を覚えるような、アットホームな場にしたいと思い三井ホームに依頼しました。仕事の合間に社員がくつろげるようなリビング、ランチの場として使えるダイニング、社内カフェとなるキッチンなど、わが家のように過ごせる空間を提案してもらえてとてもよかったと思います。また、会社を訪問するお客様も以前より増えました。新しいオフィスでは、お客様の滞在時間も長くなって、コミュニケーションが活発になっています。