10年後、20年後の価値を考えたら、交通至便の土地にマンションよりも戸建てを。
プロの目線で考え抜いた工夫がコンパクトな家にちりばめられています。
Nは、マンションと戸建ての価値についてたびたび考えていたと話します。
結論としては、「戸建てのほうが住み続けたとしても、将来手放すとしても、貸すとしても価値が高い」。
なぜなら、管理費や修繕積立金、駐車場代が必要ない、
また木造の場合、建物分は基本的には価値が減少していくが、土地の価値は立地的にも目減りしにくい……など。
もちろんNも、結婚を機に家を建てようと担当だったエリアで土地を探し始めました。
待つこと約1年、頼んでいた不動産担当からこの土地の情報が届き、即決。そこから家づくりが始まりました。
EXTERIOR
外観(エクステリア)
![](./images/case6_02.jpg)
角地を生かして設計
広い道路に面した角地、とても21坪とは感じられません。
片流れの屋根と四角い窓が印象的に。外壁には街並みと調和しやすい色を選びました。
「玄関へのアプローチに使ったのは自然石さながらの『マットスタンプ』、
テーマパークなどで使われている手法で、ここは、コストを考えました」と、N。
玄関横のシンボルツリーは、ジューンベリーをセレクト。
「育てやすく、赤い実は娘の大好物なのです」と、笑顔の奥様。
四季を通して、花や紅葉も家族で楽しんでいます。
INTERIOR
内観(インテリア)
2階に明るいゆとりのLDKを
ダイニングキッチン
![](./images/case6_04.jpg)
![](./images/case6_05.jpg)
![](./images/case6_06.jpg)
![](./images/case6_08.jpg)
信頼する設計士に1階は玄関スペースがどうしても必要なので、
「LDKは最大限広く、また採光を考えて2階に」と依頼しました。
北側斜線制限いっぱいまで使った空間は、
トップライトから自然光がたっぷり差し込み、北側のキッチンも明るく包みます。
空が見えるトップライト、そして勾配天井は視線を縦に上へと導き、
実際よりも広々と感じさせる効果もあるのです。
キッチンのそばにダイニング。
「料理をしながら、娘といつもコミュニケーションを。
ロフトから顔をのぞかせることもあるんですよ」と、奥様。
リビング
![](./images/case6_10.jpg)
![](./images/case6_09.jpg)
南側のリビングは、インテリアを落ち着いた色合いでまとめています。
テレビ台の背面の壁に見た目だけでなく湿度を調節してくれる
機能性の高い「エコカラット」を張り、
居心地のよい憩いのスペースを完成させました。
これからを考えたこだわりと工夫
「会社員である以上転勤がないとも限らない。
その場合に備え『貸しやすい家』というのも意識しました」。
それが、このサイズ感。
敷地も延床面積も約21坪、だからこそ随所に広く感じさせる工夫をしています。
たとえば、玄関ホールと階段の仕切りはなくし、
子どもが靴を履いたり、遊んだりするスペースにも。
「小さいうちは下の階への音など気にせずに元気に遊べるのも戸建てのいいところ」
だとNは語ります。
また、キッチン脇にバルコニーがあることで開放感を。
キッチンガーデンやゴミの仮置き場にもできるようにと、
先を、その先をと、見据えて築いた家なのです。
当ウェブサイトに使用している全ての内容、著作権、肖像権は、弊社及び制作会社、広告代理店に帰属しています。
著作権法で許された範囲以外の複写・盗用・無断転載をお断りしております。