住宅地の一角に立つコンパクトな2階リビングの住まい。
シンプルな片流れの建物の内部は、シックな内装で統一。
ダークブラウンとグレーを基調にしたインテリアには
昼は太陽、夜は照明の光が暮らしを魅力的に彩り、
心落ち着く大人の雰囲気を楽しむことができます。
EXTERIOR
外観(エクステリア)
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シャープな片流れの屋根が印象的
細長い敷地に合わせた建物は、間口約5.2m×奥行約11.4m。
外壁は砂利などの骨材を混ぜた吹付仕上げで
自然な風合いを演出。
落ち着いたベージュグレーのシンプルな建物に
片流れのシャープな屋根がメリハリをつけています。
玄関ポーチに駐車スペースを一部組み込むことで
雨の日でも車の荷物の出し入れがスムーズになりました。
ポーチには味わいのある木質の軒天を採用。
外観に木の柔らかな温もりを添えています。
INTERIOR
内観(インテリア)
リビング
開放感あふれる吹き抜けリビング
屋根の勾配をそのまま活かした吹き抜けのリビング。
ベランダから入り込んだ光と風が心地よく広がります。
白い壁と床、天井の木の質感でナチュラルテイストに。
お気に入りのグリーンやご主人愛用のギターを飾って
広々とした室内をリゾート風に設えています。
周囲からの視線はしっかりとカットしながらも
近隣住宅の間をぬって視界が抜ける小窓も設置。
気兼ねなく開放感を味わうことができます。
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ダイニングキッチン
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友人とも語らえるオープンスペース
2階の中央に配されたのはダイニングキッチン。
約13畳の広さですが、北側の子ども部屋や
南側のリビングともひと続きのオープンな空間です。
建物の奥行きいっぱいに視線が通るため、
実際の床面積以上の広がりを感じます。
住宅密集地で間口が狭く、北向きという難しい立地条件を
設計力と技術力が見事にカバーしています。
友人を招いてのホームパーティーもこの空間なら大丈夫。
料理をつくる人、食べる人がともに会話を楽しめます。
見せる収納棚が実用的なキッチン
見せる収納として飾り棚を楽しむ
1階から階段を上がってきて、まず目に入るのがキッチン。
正面にはアイアンと木の板の飾り棚を配しました。
ここには、日常使いのモノを奥様の趣味でディスプレイ。
ダウンライトの照明が当たるようにしてあり、
まるでギャラリーのよう。この家の見せ場の一つです。
吊り戸棚は設けず、視界に入る腰上の部分はすっきりと。
収納はキッチンからダイニングにまで続くバックセットにまとめ、
飾り棚には最低限のモノを余裕を持って収納。
オープンな空間を満喫できるキッチンです。
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水廻り
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タイルと陶器で清潔感を演出
1階の洗面台はトイレの真向かいの廊下に設置。
洗面ボウルと鏡だけでコンパクトにまとめました。
2階のサニタリーはキッチンのすぐそば。
洗面室と洗濯機置き場を分けたため、
洗面室はパウダールームとしてすっきりしました。
また2階のトイレも空間を有効利用するため、
手洗いはシンプルなつくりに。
いずれもタイルと陶器で清潔感ある仕上がりとなりました。
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テラスのある寝室
季節を感じながらテラスでくつろぎを
1階南側の寝室にはウッドデッキのテラスが設けられました。
朝から日差しが入り、気持ちよく目覚めることができます。
天気のいい日には、外に出てティータイムを楽しんだり、
夜はキャンドルを灯して晩酌タイムも。
8畳ほどの室内は、天井の高さもあえて抑えることで
「こもる」ような落ち着きとくつろぎをもたらしました。
夜になると、窓際に設置された間接照明が
室内全体に柔らかい明るさを広げます。
夜と朝、それぞれ異なる安らぎを得られる空間です。
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和室
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多目的に利用できる和モダン空間
1階の玄関ホールに面した和室は多目的な空間。
来客の宿泊や家族の昼寝などに使われています。
普段は引き戸を開け放して玄関ホールとひと続きに。
縁無し畳やアクセントクロスなどを採用し、
和モダンのスタイルとしているので
他の空間との統一感が損なわれません。
板を敷いた部分には植栽の鉢などを置いて、
床の間のように設えることもできます。
玄関
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土間とホールを同じタイルで広々と
玄関では、土間とホールを同じタイルで仕上げることで
足元を広々と感じさせています。
下駄箱は下部に照明を入れ、浮遊感を演出。
上部は飾り棚として使われています。
玄関ドアは採光タイプを採用し、ホールには地窓を設置。
自然光を取り込むことで北向きの玄関を明るくしました。
またシューズクロークも設けたので
土間は靴が散らばることなく常にすっきりと。
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