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木造で国内最大級の植物工場が柏の葉に完成
〜当社で過去最大、約150坪の無柱大空間を実現〜

2014年06月05日
木造で国内最大級の植物工場が柏の葉に完成
木造で国内最大級の植物工場が柏の葉に完成

三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、社長:市川俊英)は、千葉県柏市で三井不動産が開発中の「柏の葉スマートシティ」において、木造で国内最大級の植物工場を施工・完成しました。独自の木造による大空間を構成する技術を駆使し、当社で過去最大となる約150坪の無柱大空間を実現しています。

当社が設計・施工を請負ったこの建物は、三井不動産株式会社(東京都中央区)が新産業創造への取り組みの一環として建設し、農業ベンチャーの株式会社みらい(東京都千代田区)が野菜を栽培する最新鋭の植物工場であり、レタスなどの生産・出荷を6月より本格稼働いたします。

当社は施設系建築事業の総称を「with wood」として展開しており、このたびの大空間 建築の実現を契機に、今後ますます木造での大規模施設系建築の可能性を広げてまいります。

<建物概要>

■建設地
千葉県柏市青田新田飛地字元割 221-1
■建物用途
工場 (植物工場:レタスなどの水耕栽培)
■構造
木造(枠組壁工法)
■耐火・防火の種別
準耐火建築物(45 分)
■階数
地上 1 階 (一部 2 階)
■建築面積
1253.12 u (約 379 坪)
■延床面積
1286.23 u (約 389 坪)
■最高高さ
8.564m
■竣工
2014 年 1 月
■事業主
三井不動産株式会社
■設計・施工
三井ホーム株式会社

<構造の特徴>

1.6mの天井高と、断熱気密性を高める壁厚

植物工場を構成するのに必要な大空間を実現し、加えて高い断熱性を確保するため、基本構造となる枠組材を2×8(ツーバイエイト:断面が38mm×184mmの構造材)による木造枠組壁工法としました。高さ6mの天井高と大空間の確保のために、スタッドと呼ばれる2×8の柱を455mm間隔に配置し、厚さ184mmの枠組壁には、一般住宅の倍の厚みとなる断熱材ロックウール180mmを充填し、工場内を植物の生育に適した温度に保つための、高い断熱・気密性を達成しています。

壁断面図

壁断面図

壁に充填された断熱材

壁に充填された断熱材

工場で製作されたパネルによる壁組み

工場で製作されたパネルによる壁組み

2.約20mものロングスパンを飛ばす特殊トラスを採用

強固に屋根を支え、無柱大空間の実現のために、当社独自のコネックプレートで緊結された約20mのトラスを2〜3枚重ね合わせて使用。これを組み合わせて橋状のトラスユニット(1.8m×19m)を構成し、12ユニットを短手方向にクレーンで掛け渡すことにより、施工時の作業効率と安全性を高めながら、およそ150坪(26m×19m)の無柱大空間を構成しています。

約20mものロングスパンを飛ばす特殊トラスを採用
現場にて接合後のトラス

現場にて接合後のトラス

橋状の特殊トラスユニット

橋状の特殊トラスユニット

トラスの重ね合わせ

トラスの重ね合わせ

特殊トラスユニットの設置

特殊トラスユニットの設置

3.木造で建築することのメリット

安定供給が要求される植物栽培には、工場内の空気環境がクリーンであることと、適切な温湿度管理が極めて重要となります。素材としての「木」には断熱・調温・調湿機能が備わっており、これらの性能により空調効率を高めるとともに、枠組壁工法のモノコック構造による気密性能の高さにより外部からの不要物の侵入をシャットアウトし、植物工場としての最適な環境を実現しています。また、室内側に柱型が出ないという壁工法の特性により、室内有効面積を最大に活用することが可能となっています。

高気密でクリーンな大空間を実現
高気密でクリーンな大空間を実現

高気密でクリーンな大空間を実現

〜三井ホームの施設系建築事業とは〜

当社の枠組壁工法は、木造建築ならではの木の温もりを活かした、地球環境負荷の少ない工法です。建築コストが抑えられ、工期も短く、高気密・高断熱で冷暖房効果も高く、減価償却期間が短いなど、経済的に多くのメリットがあります。

今回の植物工場に代表されるような、当社の施設系建築事業の総称を、「with wood」とし、これまで実績のある、医療・福祉施設、幼稚園などの文教施設、商業施設などの建築の取り組みを強化しています。2010 年 10月施行の「公共建築物木材利用促進法」等により木造建築の可能性が大きく拡がる中、成長戦略の大きな柱として位置づけ、今後さらなる事業拡大を図ってまいります。

高齢者介護施設(ショートステイ&デイサービス)の実例

高齢者介護施設(ショートステイ&デイサービス)の実例

介護付有料老人ホームの実例

介護付有料老人ホームの実例

<参考>
大空間を実現する三井ホームならではの高度な技術力

■驚異的な接合強度で大空間を創造する「コネックトラス」

独自開発の木材接合用金物「コネック」でランバーを接合し、軽量で変形しにくい堅固な構造方式に応用したのが「コネックトラス」です。高い強度を確保すると同時に、大スパンの広々とした空間を可能とする独自技術です。

コネックトラス
コネックトラス
■従来の2倍以上の強度で空間開放する「Gウォール」

「Gウォール」は構造の基本となる枠組壁の枠材と面材をさらに強化し、従来の2倍以上の強度を誇る独自開発の高強度耐力壁です。外周壁に使用することで、室内の耐力壁を大幅に削減し、自由な発想での間仕切りが可能となり、開放感のある室内空間を演出できます。

Gウォール
Gウォール
■大開口テクノロジー「Gフレーム」「GフレームZ」

「Gフレーム」とは、大断面の集成材を構造材とし、ラーメン構造を枠組壁工法に融合させた建築構法で、頑強な構造強度を持ち、複数台分のガレージや大きな窓が実現できます。さらに「GフレームZ」は「Gフレーム」の技術をさらに進化発展させ、2階までのワイドな全面開口や高い吹き抜け空間のあるリビングルームなどを可能にしています。

Gフレーム
Gフレーム

アンド・アース」ロゴについて 三井不動産グループでは、グループのロゴである「アンド(アンド)マーク」に象徴される「共生・共存」、「多様な価値観の連繋」の理念のもと、グループビジョンに「アンド・アース(アンド・アース)」を掲げ、当社グループのまちづくりが常に地球とともにあることを認識し、人と地球がともに豊かになる社会をめざしています。

アンド(アンド)」マークの理念とは、これまでの社会の中で対立的に考えられ、とらえられてきた「都市と自然」「経済と文化」「働くことと学ぶこと」といった概念を「あれかこれか」という「or」の形ではなく、「あれもこれも」という形で共生・共存させ、価値観の相克を乗り越えて新たな価値観を創出していくもので、平成3年4月に制定されました。

※この資料は、次の各記者クラブにお届けしております。
○国土交通記者会
○国土交通省建設専門紙記者会
○環境省記者クラブ
○農政クラブ
○柏記者クラブ

本件に関するお問い合わせ先
三井ホーム株式会社 広報部 広報グループ
電話: 03-3346-4649
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