2014.06.10
第2回「みしま花のまちフェア」にて
三島市と共催で「花育・住育」イベントを実施
~家と街をつなげる地域住環境デザインの構築に向けて~
三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、社長:市川俊英)は、5月31日(土)、6月1日(日)に静岡県三島市で開催された「みしま花のまちフェア」(主催:みしま花のまちフェア実行委員会、当社も会員)に参加し、「花育」を通じて地域住民の方々に豊かな住まいや街並みづくりを意識していただく(「住育」)ためのイベントを実施しました。
当社は三島市「ガーデンシティみしま*推進会」の、街並みに花を添える考えに共感し、同会に2年前より加盟しています。三島市が持つ水や緑などの社会資産に花を加えた「美しく品格のあるまちづくり」の指針に沿い、昨年は地域住民参加型のフォトコンテストを開催するなど、これまでも三島市と共催で、素敵な街並みを発見し市民と共有する各種イベントに取り組んでまいりました。地域に根ざした住まいづくりを実践している当社は、企業内研究所である「住まいと暮らしの研究所」が三島市と協働し、市民と行政の架け橋となるイベント活動を通じて、家と街をつなげる地域住環境デザインの啓蒙活動を推進しています。
*「ガーデンシティみしま」とは・・・
水と緑、文化と歴史、富士山の景観など昔からの市民の宝物に、「花」という癒しの彩りを添えることで、三島の魅力を高め、観光振興や商業振興及び地域の活性化につなげ、誰もが「三島に住みたい、訪れたい」と感じてもらえるまちづくりを皆様のご理解とご参加により協働で進めていこうとする取り組みです。




1.実施概要
①「親子花台工作教室」
魅力ある家と街並みを実現するためには、三島市が大切に考えている「花」を子供の頃から身近に感じ、家や街で花を育む「花育」の大切さを実感していただくことが大切と考え、玄関先や庭に置ける花台作りの工作教室を実施しました。23組の親子が参加され、素敵な花台を作りました。自宅に持ち帰り、花を飾ってもらうことで、住まいにおける「花」の大切さを実感してもらいました。



三島市内の幼稚園・保育園では、園児が育てた花の苗木を植木鉢※に移し替え、市内の「地域花壇」に飾りつけたり、家に持ち帰り花台や庭先に飾るなどの「花育」を行っています。


※ 当社は三島市の「花育」に共感し、3,000個の植木鉢を市内の幼稚園・保育園へ寄贈しました。子供たちが思い思いの絵柄を描き、オリジナリティ溢れる花の鉢植えが街に飾られました。

②「花めぐり健幸ウォーク」
市内の素敵な「花」のある住まいや「地域花壇」をめぐるウォーキングです。市民の宝物である水と緑、文化と歴史、富士山の景観などに、「花」という癒しの彩りを添えた街並みを歩いて健康を増進させ、市民の皆さまが三島市の魅力を再認識し、より一層地域に愛着を持っていただくことを目的としています。43名が参加され、約2時間市内を歩きました。



途中、三井ホームの三島街なかモデルハウスに立ち寄り、当社社員より、住まいとエクステリアにおける花と緑の計画手法や、地域の固有性を大切にした住まいづくりについて、参加者にアドバイスしました。

③~市民で育てるガーデンシティみしま~事例発表
同時開催された「全国花のまちづくり三島大会」において、当社の「住まいと暮らしの研究所」所長の吉澤敏幸が「ガーデンシティみしま」における住宅メーカーとしての活動事例発表を行いました。
建物と庭の一体提案を行っている当社が、住まいと地域・街並み、行政と市民をつなぐ役割を担うべきと考え、昨年の「みしま花のまちフェア」で行った「フォトコンテスト」をはじめとして三島市と当社がこれまで協働で行ってきた取り組みについて紹介しました。


2.三井ホームの「地域住環境デザイン」の取り組みについて
三井ホームは魅力ある家・街を実現するため、行政と協働し地域性を活かす「地域住環境デザイン」の住まいづくりを推進しています。地域住民参加型イベントを実施することで、住民と一緒に地域の魅力を再認識し、街のヴィジョンを共有することができ、地域の街並みや街のデザインについて考えるきっかけが与えられます。そして住民が街の一員としての誇りを感じ、地域に愛着を持つようになり、地域住環境に配慮することで、街の資産価値が上がり、良好なコミュニティや景観の形成・サスティナブルで魅力 ある家や街の形成につながると考えます。
このような三島市との取り組みをはじめとした「地域住環境デザイン」の住まいづくりを、今後その他のエリアにも展開し、街づくりに資する活動を継続してまいります。


以上
『』(アンド・アース)は、三井不動産グループのロゴである「
(アンド)マーク」に象徴される「共生・共存」という理念のもと、当社グループの活動が常に地球とともにあることを表現しています。当社グループは、グループ一体となって、豊かで幸福な未来へと繋がる新しい街を、お客さまとともに創り出してまいります。
「(アンド)」マークの理念とは、これまでの社会の中で対立的に考えられ、とらえられてきた「都市と自然」「経済と文化」「働くことと学ぶこと」といった概念を「あれかこれか」という「or」の形ではなく、「あれもこれも」という形で共生・共存させ、価値観の相克を乗り越えて新たな価値観を創出していくもので、平成3年4月に制定されました。
三井ホーム株式会社 広報部 広報グループ : 03-3346-4649