三井ホームリモデリング株式会社

三井ホーム株式会社

三井ホームグループのリフォーム専業会社であり、「三井のリフォーム」の商標でリフォーム事業を展開している三井ホームリモデリング株式会社（本社：東京都新宿区、社長：萩原誠）は、医院・診療所のリフォーム受注を強化いたします。
近年病院との分業化が進むにつれ、わが国における地域医療の重要性は年々高まってきました。また、新築や建替えなどの住宅市場同様、今後、団塊世代の医院承継や設備の入れ替えなどにともなう医院・診療所のリフォーム需要が活発化することが予想され、医院・診療所のリフォーム増加が期待されます。
「三井のリフォーム」は、戸建ての医院やビル内診療所のリフォームを手がけており、FC会社を含めた「三井のリフォーム」全体の2005年度医院リフォーム受注取扱高は約8.5億円でした。
今後、昨年立ち上げた医師層をターゲットにした「メディカルリフォーム」ブランドを更に推進するため、一般市場に対して医院専用サイト、既開業医向けの「医院リフォームセミナー＆相談会」を全国で実施し、情報量の拡大を図ります。併せて医院リフォームに関係する各分野のエキスパートとのネットワーク組織を構築し、総合的な提案力を強化します。これにより2006年度の医院リフォームの受注取扱高について、「三井のリフォーム」全体で昨年度比12％増の約10億円を目指します。

主に一般市場の既存医院に向け、年内に5回実施予定です。（東京会場は7月実施済）「選ばれ続ける医院」をキーワードとして、医院承継や医療に付帯するサービスや施設などを含め安定経営のための詳しいポイント解説と個別相談会を実施します。

11月12日（日）横浜会場：横浜ベイシェラトンホテル＆タワーズ5階「柏」
11月19日（日）大阪会場：ハービスENT9階
11月23日（祝）札幌会場：札幌パークホテル3階「高砂」
12月3日（日）名古屋会場：東京第一ホテル錦11階「チャーロ」

※各回とも予約制（先着順）で13：15開始。参加費無料。
講演内容は以下のとおりです。
13：15～14：15 第一部「リフォームで考える選ばれる医院・診療所のポイント」
14：25～15：00 第二部「電子カルテ導入のメリットと実例紹介」
＊12：45および15：00から30分、電子カルテ展示とデモンストレーションを行います。

「三井のリフォーム」では、昨年度から医院リフォームに関する一定基準のスキルを習得する育成研修を実施しております。本年度から医院リフォームプランナー、医院を担当できる営業として医院リフォームアドバイザーおよび医院リフォーム推進担当者の医院社内資格認定制度をスタートさせ、医院リフォームのプランやスケジュール、資金・税金関係などをコーディネートする「ドクターリフォームサポートシステム」という全面的なバックアップ体制を構築しています。社内資格認定者はFC会社を含め現在全国で67人、今年度中に110人余となる予定です。

現在、既存の一般診療所は約10万件（2004.10.1時点の厚生労働省統計では97,051件）、新規開業は年間約4,800件（2003.8～2004.9の同統計では開設4,832件、廃止・停止3.983件、再開152件）と言われています。日本における医療は近年、病院との分業化が進み、これらの地域医療の果たす役割は一層重要度を増しています。こうした施策の中、医院・診療所が増加することにより、医院間競争が激化することが予想され、サービスや設備などを充実させることが、医院の安定経営に不可欠な要素となってきています。
今後は団塊世代を含め医師全体の高齢化が進み、医院承継など世代交代が進むことにより、医院承継（開業医の2007年問題）にともなう新規開業や建替え、設備のリニューアルなどのリフォーム需要も活発化することが期待されます。特に医院承継については増加の兆しが見られ、「三井のリフォーム」で7月2日に実施した「成功する医院・診療所セミナー＆相談会（東京会場）」において、当日個別相談13組中6組が医院承継にともなう相談でした。
また、三井ホームは、約30年間で2,500棟を超える医院建築実績があります。これらの既開業医院・診療所に対してアプローチするとともに、一般市場における戸建て医院、ビル内診療所のリフォーム受注の拡大を目指します。

三井ホームリモデリング株式会社は、三井ホームグループ内のリフォーム事業を統合し、三井ホーム株式会社の新築顧客および一般市場の顧客を対象としたリフォーム専業会社として平成14年10月に営業を開始しました。FC会社を含めた「三井のリフォーム」全体の受注取扱高は2005年度に約241.7億円、2006年度は約258億円を見込んでいます。

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