ニュースリリース

2022.10.14
木造マンション「MOCXION INAGI(モクシオン稲城)」
「ウッドデザイン賞2022」を受賞

三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、社長:池田 明)ならびに、グループ会社の三井ホームコンポーネント株式会社(本社:東京都中央区、社長:植竹 孝広)は、木造マンション「MOCXIONINAGI(モクシオン稲城)」が「ウッドデザイン賞 2022」を受賞したことをお知らせいたします。三井ホームグループとしては、2017年の木造建築用高性能床遮音システム「Mute(ミュート)床遮音システム」(林野庁長官賞)、2019年の「スマート倉庫®」(林野庁長官賞)、2020年の「三井ホーム熊本支店新築工事」に続く4度目の受賞となります。当社は今回の受賞を通じて、今後も中層建築物の木造化・木質化を促進することで脱炭素社会の実現に資する木造建築のさらなる普及と技術の発展に努めてまいります。

モクシオン稲城外観 北西エントランス側
「木」をモチーフにした
共用エントランスホールの木造作(北海道産トドマツを使用)
【受賞作品概要:木造マンション「MOCXION INAGI」】

■受賞対象分野 建築・空間分野  ■受賞部門 ライフスタイルデザイン部門
■建物特長

  • 人と地球環境にやさしい建築資源「木」を活用した中層マンション。建設時の CO₂排出量をRC造の約1/2に削減、炭素貯蔵量(CO₂換算)は約 736.4t-CO₂、スギの木(35年生)に換算すると約3000本に相当
  • 国内最高レベルの「高強度耐力壁(壁倍率30倍超)」、RC 造と同等の床遮音性能を有する「Mute」など、中層建築物木造化への課題を克服する普及性の高い独自技術を採用
  • BELSの「ZEH-M(Oriented)」の認証も取得し、一次エネルギー消費量を約36%削減
  • 住宅性能評価「劣化対策等級3」(最高等級)を取得し、75~90年の耐久性を確保
  • 国産材も積極的に活用。一部床根太には信州カラマツ材、エントランスホールや軒裏の仕上材には三井不動産グループの保有林(北海道)の間伐材(トドマツ)をふんだんに採用

【ご参考:「MOCXION INAGI」受賞関連リリース】
※「MOCXION INAGI」は本受賞が以下に続き、3つ目の受賞となります。

2021.10.20
『木でつくるマンションプロジェクト』2021年度 グッドデザイン賞を受賞
https://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2021/1020.html

2022.03.17
木造マンション「MOCXION INAGI(モクシオン稲城)」 第4回「COFI木造建築デザインアワード」受賞
https://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2022/0317.html

ウッドデザイン賞
一般社団法人日本ウッドデザイン協会が主催する、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度です。

<ウッドデザイン賞 2022 プレスリリース>
https://www.wooddesign.jp/pdf/pressrelease1006.pdf

建物概要

所在地 東京都稲城市百村 1625-1
交通 京王相模原線「稲城」駅徒歩3分
法定延床面積 3738.30㎡(1130.83坪)
工法 木造枠組壁工法5階建て(1階RC造)
総戸数 51戸
設計・施工 三井ホーム株式会社
躯体パネル製造 三井ホームコンポーネント株式会社
デザインアーキテクト 株式会社アーキヴィジョン広谷スタジオ
工期 2020年11月着工~2021年11月竣工
国産材(北海道産トドマツ)を
使用した軒裏仕上げ
施工中写真①
施工中写真②
施工中写真③
(国産材(信州産カラマツ)を使用した
5階床根太となるNLT施工の様子)
外観 南側
エントランス外部
住戸内部(510号室モデルルーム)

三井不動産グループのSDGsへの貢献について

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわち ESG 経営を推進しております。三井不動産グループの ESG 経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、三井不動産グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。

参考
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/

※なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における5つの目標に貢献しています。

目標3
すべての人に健康と福祉を
目標11
住み続けられるまちづくりを
目標12
つくる責任つかう責任
目標13
気候変動に具体的な対策を
目標15
陸の豊かさも守ろう
SDGs
earth with good
木造マンション「MOCXION INAGI(モクシオン稲城)」
「ウッドデザイン賞2022」を受賞 pdf[PDF版]
本件に関するお問い合わせ先

三井ホーム株式会社 広報グループ: 03-3346-4649

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