ニュースリリース

2003.01.30
廃木粉と廃プラスチックをリサイクル
基礎パッキンがエコマークを取得
住宅用床下換気工法材「サスマックス」

三井ホーム株式会社

三井化学産資株式会社

三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、社長:高橋邦男)と三井化学株式会社が平成8年に共同開発し、三井化学産資株式会社(本社:東京都文京区、社長:大西徳太郎)が製造販売している住宅用床下換気工法(基礎パッキン工法)用材「サスマックス」について、このたび、換気工法材としては初めてとなる財団法人日本環境協会のエコマーク認定を取得いたしました。「サスマックス」は基礎と土台の間に取り付け、床下を効率良く、均一な換気状態に保つ基礎パッキンです。詳細は以下のとおりです。

1. エコマーク認定内容

財団法人 日本環境協会
エコマーク事務局認定・環境保全型商品

商品類型
NO.123「再生材料を使用した建築用製品」

商品名
「サスマックス」

型式
SS-100PL、SS-120P、SS-120PL、SS-150PL

認定番号
第02123012号

取得日
平成15年1月17日

エコマーク

2.「サスマックス」について

「サスマックス」は、原料の86%に有害物質を含まない廃プラスチック(ポリプロピレン)と住宅用木材を加工する際に発生する廃木粉をリサイクル使用し、射出、圧縮成型したもので、耐久性、耐熱性、耐食害性・耐不朽性にも優れています※1
三井化学産資株式会社が一般住宅市場に販売しており、三井ホーム施工の建物に採用しています。

  • ※1 コンクリートの約1.6倍の強度があります。

3. 基礎パッキン工法について

建物の基礎と土台の間に厚さ約20のサスマックスを所定の間隔で挟み込むことにより、基礎コンクリートに開口部を設けずに床下換気を行う工法で、以下の特徴があります。

  • 床下全体の均等な換気が可能です。
  • 施工性に優れ、基礎の換気口を必要としないため、換気口回りのクラック発生がありません。

平成12年度施行の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により、基本構造部分について10年の瑕疵担保責任が義務付けられたことなどから、サスマックスだけでも平成12年度の販売数量が前年度比30%以上の伸び率となり、急激に普及しました。

4.その他

  • 三井化学産資(株)では、平成14年5月30日の建設リサイクル法施行により複合材料を使用した認定基準が設けられたのを期に、取得準備に入り、このたび認定取得いたしました。
  • 「サスマックス」による基礎パッキン工法は、平成9年2月28日付けで住宅金融公庫に承認されました。

三井化学産資株式会社

設立:
昭和39年10月
所在地:
東京都文京区湯島3丁目39番10号
社長:
大西徳太郎
資本金:
4億円
主な事業:
土木資材、建築資材の製造・販売
この件に関するお問い合わせ先

三井ホーム株式会社 広報グループ:03-3346-4649

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