KNOWLEDGE
おしゃれな家の内装、どう決める?
主なテイストごとの建築実例を紹介
JUN.17.2026
マイホームを検討していて、おしゃれな家にするために内装を工夫したいと思っている人も多いでしょう。内装もおしゃれな家を建てるには、何を参考にすればよいのでしょうか。
おしゃれとされる主な内装のテイストや見た目の良い内装をかなえるポイントとともに、建築実例を紹介します。特に戸建住宅を検討中の人は、デザインの参考にしてみてください。
目次
POINT
- おしゃれな内装のテイストにはモダン・和モダン・北欧風などがあり、それぞれに違った魅力がある
- おしゃれな内装の家を実現するには、理想的なテイストを実例やモデルハウスで具体化した上で、色の配分や光の影響も考える必要がある
- 三井ホームにはさまざまなテイストの建築実例を公開しており、さらに多くの実例を知りたい場合はカタログ請求も可能
おしゃれな内装の主なテイスト

一口に「おしゃれ」と言っても、さまざまなテイスト・スタイルがあります。おしゃれな家の内装を考えるにあたって、押さえておきたい主なテイストを見てみましょう。まずどんなテイストを選ぶのかを決めると、住宅会社との打ち合わせがスムーズに進みます。
モダン:都会的で洗練されたテイスト
「現代的」を意味する「モダン」テイストは、無駄な装飾を省いたシンプルで都会的な雰囲気が魅力です。特徴として、直線的なラインを基調としたデザインが挙げられます。曲線よりもシャープな直線を多用することで、洗練された印象を生み出せるのです。
モダンテイストの内装を実現するためには、素材と色の選び方を考えましょう。ガラスや金属・大理石といった無機質で光沢のある素材を取り入れると、空間に緊張感と輝きが加わります。配色は白・黒・グレーのモノトーンを基調とするのが一般的です。
アクセントカラーを加える場合も、彩度を抑えた深みのある色を選ぶことで、全体の調和を保てます。モダンテイストの魅力は、時代に左右されず長く愛せる点です。シンプルゆえに飽きが来ず、生活感を抑えたスタイリッシュな空間を維持しやすくなります。
和モダン:日本の美意識と現代デザインが融合したテイスト
和モダンは、日本の伝統美と現代の機能性を融合させたテイストです。懐かしさの中に新鮮さが同居する、斬新な空間を生み出せます。
和モダンの大きな特徴は、格子や障子といった伝統的な建具を現代の住まいに取り入れる点です。例えば玄関に格子戸を配置すれば、視線を適度に遮りながら光と風を通し、日本家屋ならではの情緒が生まれます。素材選びでは、無垢材や竹・和紙・土壁など自然由来のものを取り入れると、これらが醸し出す温もりと質感が、空間に落ち着きをもたらします。
配色は白・ベージュ・グレーをベースに、藍色や深緑といった伝統色をアクセントとして加えると効果的です。直線的でシンプルな家具を選ぶことで、モダンな機能性と和の美意識が見事に調和します。
北欧:シンプルで機能的かつ温かみのあるテイスト
北欧テイストは、デンマークやフィンランド・スウェーデンといった、北欧諸国で生まれたインテリアスタイルです。冬の日照時間が短い北欧では、家で快適に過ごすことが重視されてきました。そのため、白やベージュを基調とした明るい配色が北欧スタイルの特徴です。光を反射させて室内を明るく保つことで、長い冬でも心地よく過ごせる空間を創り出しています。
素材選びでは、オークやパインといった明るい色調の木材を積極的に取り入れます。木の温もりが、シンプルな空間に柔らかさと居心地の良さをもたらすでしょう。デザインは無駄を省いた機能的なものが基本です。洗練されたシンプルなフォルムと実用性が両立し、長く飽きずに使い続けられます。
アクセントには、くすみブルーやマスタードイエローなど自然を感じさせる色を少量加えることで、温かみがあって個性的な空間が完成します。
おしゃれな内装の家を実現するポイント

理想的なテイストが決まったら、次はそれを具体的な空間として実現するための行動を押さえましょう。内装がおしゃれな家を形にするには、イメージの具体化や色彩計画・光の演出など、いくつかのポイントがあります。
実例を参考にイメージを固める
内装がおしゃれな家を実現するには、まず自分の理想を具体化する必要があります。実例写真を見たり、モデルハウスの見学をしたりすることは、抽象的だったイメージを明確にする効果的な方法です。
三井ホームでは、建築実例を豊富に公開しています。実例のページでは、外観から内観まで確認できるため、自分の好みに近いデザインを探しやすいでしょう。
ポイントは、気に入った実例を見つけたら「どこが好きなのか」を言語化することです。「グレーを基調としたモノトーン」「木の風合いを生かした温かみ」といった具体的な表現にすると、設計担当者やインテリアコーディネーターに的確に伝わります。
実例やカタログを提示しながら相談すれば、視覚的に理想のイメージを共有でき、理想とする空間創りがスムーズに進むはずです。
ベースカラーと差し色の配分を考える
おしゃれな内装の家を実現するカラーコーディネートには、「3色ルール」がポイントです。3色ルールとは、以下の配分を指します。
- ベースカラー70%
- アソートカラー25%
- アクセントカラー5%
ベースカラーは壁や床・天井など大きな面積を占める基調色です。白やベージュ・グレーといったニュートラルカラーを選ぶと、空間を広く見せながら他の色との調和が取りやすくなります。
アソートカラーは、ソファやダイニングテーブル・カーテンなど中程度の面積に用いる従属色です。ベースカラーを引き立てつつ、空間に個性を加える役割を担います。
アクセントカラーは、チェアや照明・クッションなど小さな面積に配置する強調色です。空間全体を引き締め、視線を集めるポイントになります。ただ、この配分比率は一般的な目安です。実際に家を建てるときには、各場所の色バランスを見ながら調整することで、より洗練されたおしゃれな家の内装が実現します。
自然光や照明の影響も考慮する
おしゃれな内装の色選びは、昼間の自然光と夜間の照明それぞれの見え方を想定することも欠かせません。壁紙などは光の当たり方で印象が大きく変わるため、サンプルを見ただけでは実際に貼ったときのイメージと異なる場合があるでしょう。
同じ建材でも、照明が電球色か昼白色かで雰囲気は一変します。電球色なら温かみのある落ち着いた印象に、昼白色なら明るくシャープな印象になるのが通常です。自然光も、朝日と夕日では色温度が異なり、壁や床の色味が変わって見えます。
日当たりの良い部屋では、明るい時間帯と夕暮れ時で空間の表情が変化することも考慮に入れたいところです。日中の自然光が入りにくい部屋なら、明るい色調の壁紙や床材を選び、照明を効果的に配置することで明るさを確保できます。
調光機能がある照明を選べば、過ごし方に合わせて光を変え、さまざまな見え方を楽しめます。内装がおしゃれな家を実現するには、時間帯や季節による光の変化まで意識した色選びが必要です。住宅会社の担当者と相談しながら、理想を形にしていきましょう。
【建築実例】モダンテイストの内装

テイストごとの特徴が分かっても、実例や画像がないと具体的なイメージが湧きにくいかもしれません。ここからは三井ホームの建築実例から、内装がおしゃれな家の実例を紹介していきます。まずはモダンテイストの内装の家を見てみましょう。
グレーでまとめた端正な室内が魅力的な、2階リビングの家
外観は伝統的な洋館の佇まいでありながら、室内はグレーを基調としており、シャープなモダン空間が広がる実例です。2階には勾配天井を生かした開放的なリビングを配置しました。ダイニングキッチンも同じトーンで統一され、家具までグレーでそろえることで一体感のあるスタイリッシュな空間を実現しています。

2階の南側にあるリビングにはバルコニーから明るい光が差し込み、グレーのフロアタイルと白い壁・天井のコントラストを生み出しています。アーチ開口の先には洗面室やパントリーへと続く回遊動線を設け、デザイン性と機能性を両立させているのも特徴です。
玄関ホールには天然石タイルをアクセントとして配し、グレーを基調とした空間に華やかさをプラスしました。外観の洋館テイストと内装のモダンスタイルという対照的なデザインが、ほどよく調和した魅力的な住まいとなっています。

白と黒のクリアな色遣いが美しい、クールモダンな家
中庭を中心に設計されたこの住まいは、白と黒のツートンカラーでクリアに統一された、都会的なクールモダンのテイストが特徴です。生活感を抑えた非日常的な空間が、日々のリラクゼーションをもたらす住まいとなっています。

LDKは中庭に向かって開放的に広がり、その横にあるアイランドキッチンも白と黒で統一しました。外観はチャコールグレーの吹き付け仕上げでシャープな印象です。
深い軒の出が、佇まいに落ち着きをもたらすモダンな住まい
深い軒の出が特徴的なこの実例は、切妻屋根の連なりによって奥行きと立体感を演出しています。外壁は2階部分をチェリーホワイト・1階部分をアッシュグレーで仕上げ、石目調ベージュのタイルをアクセントに配した落ち着いた佇まいです。

内装にももちろん、工夫が施されています。レッドシダーのピーリング材を階段室や壁面に採用しており、木の温もりが空間全体を包み込むデザインが魅力です。玄関やリビングの床はヘリンボーン貼りで仕上げ、上質な導線を演出しています。
LDKには仕切りを設けず、素材の使い分けでゾーニングしました。リビングは木質壁とヘリンボーン床、ダイニングキッチンはグレーのフロアタイルで、視覚的に空間を分けています。

モダンな直線的デザインの中に天然木の柔らかさが加わり、都会的でありながら和みも感じられる、おしゃれな内装の実例です。
【建築実例】和モダンテイストの内装

和モダンテイストは、特に実例を見ないとイメージを具体化しづらいでしょう。実際に格子戸や自然素材といった伝統的な要素を現代の住空間に取り入れることで、どのような表情が生まれるのか、分かりにくいという人も多いのではないでしょうか。三井ホームが建てた、和モダンテイストの内装の家を紹介します。
和風の趣を味わえる、シンプルで落ち着いた住まい
まず紹介したいのが、純和風ではなく典型的な和モダンの実例です。三井ホーム社員の家であるこの住宅は、日本の趣を感じられるデザインと機能性・現代的なスタイリッシュさが調和するように設計されています。
外観はアースカラーでオーソドックスな色調に仕上げつつ、軒天ボードと黒の片流れ屋根でシャープな印象を演出しました。軒天ボードには、木調の素材を採用しています。
もちろん、内装も和モダンを意識したものです。LDKは中庭を囲むようにL字型の設計としており、床はオーク材の無垢フローリング、壁紙は珪藻土塗り、天井はタモの無垢板を採用しています。和の趣と温もりを、家族団らんの場で存分に感じられるでしょう。

一方で水回りは、木の色を生かしたキャビネットに、グレーのセラミック調がモダンな印象を与える洗面台の壁を調和させています。LDKからも見えるこの空間は、無駄な要素を排除した上品かつ機能美を意識しました。

和のテイストが情緒豊かな表情を創り出している、木の温もり漂う家
この住まいは、格子戸や自然素材を取り入れた和モダンスタイルが特徴です。外観はソフトベージュをベースにチャコールグレーを組み合わせ、テラス前に格子を配置して伝統的な印象を演出しています。玄関ホールには格子戸を設け、L字型の土間が機能的な動線を生み出しました。

リビングの床を約30cm下げた設計も特徴です。床座でくつろげる落ち着きと、南側のテラスからの明るさがリラックスできる空間を生み出しています。

ダイニングは無垢フローリングに色味を合わせた家具を配置し、シンプルなペンダントライトで和の趣を引き立てました。

キッチン脇には効率的な家事動線を配置し、グレーの面材やモザイクタイルで統一感のある水回りを実現しています。現代的な機能性と伝統美が調和した、おしゃれな内装の家です。
和モダンテイストの情緒漂う平屋の住まい
この平屋は、中庭を中心とした回遊性のある設計が大きな魅力です。 白壁の外観は周囲に調和し、セットバックと最小限の塀によって圧迫感を軽減しています。中庭をLDKや和室・ウッドデッキとつなげ、内と外が一体となった開放感を演出しました。季節の移ろいを室内から感じられる植栽が、日常に日本の情緒をもたらします。
LDKは勾配天井と天窓により、明るく広々とした空間を実現しているのが特徴です。南側の大きなフィックス窓からは、どこにいても開放感に包まれます。天気の良い日には、ウッドデッキで食事を楽しめるぜいたくさも魅力です。

おしゃれな内装の参考にしたいのが、伝統とモダンが見事に融合した和室です。南側の広縁と東側の坪庭が、非日常的な雰囲気を演出しています。

和室の前室にはなぐり加工の床を採用し、足元の感触で空間の切り替わりを感じられるようにしました。
【建築実例】北欧テイストの内装

三井ホームでは、北欧テイストの内装・北欧のインテリアが似合う内装の家も多く手がけてきました。一口に北欧テイストと言ってもさまざまなパターンがあるので、いくつかの事例を見てイメージを固めていきましょう。おしゃれな内装の家を建てるヒントになるはずです。
北欧モダンのインテリアが似合う、温もりに満ちた家
北欧デザインへの愛着が深いご家族のために実現した、木調色と白を基調とする温もりあふれる住まいです。 ハンス・ウェグナーのテーブル、ルイスポールセンの照明など、北欧を代表する名作家具が自然に調和する空間創りが目を引きます。
リビングは床を30cm下げてくつろぎ感を高め、ブラックチェリーのフローリングが落ち着いた雰囲気を演出しています。

ダイニング上部には吹き抜けを設け、縦の広がりを確保しました。ホワイトのキッチンと木調色のバランスが、爽やかで心地よい空間を生み出しています。

洗面室も古木調のキャビネットと白壁の調和で統一感を保ち、設計の自由度が高い三井ホームならではの住まいが実現しました。外観は、繊細な木肌を持つ外装ボードで伝統的な木造建築の趣を表現しながら、内部では壁面にカーブを付けることでレトロな柔らかさを演出しています。
ナチュラルスタイルと北欧モダンをほどよく調和させた住まい
優しい雰囲気とすっきりとした印象を両立させたい場合に参考になるのが、グレージュをベースにしたこの実例です。ナチュラルスタイルの温かみと北欧モダンの洗練さを、ほどよくミックスしました。
玄関ホールには塗り壁のような凹凸のあるクロスを採用し、ブラケットライトの光が生み出す陰影をアクセントとしています。レトロモダンな雰囲気が、訪れる人を優しく迎え入れてくれるでしょう。

約20畳のLDKは、オークのフローリングに階段を取り込んだ吹き抜けが特徴です。体をグレージュで統一しながら、天井には木目柄のクロスを施して温もりをプラスしました。素材本来の質感を生かし、柔らかな曲線が心地よさを生み出す、おしゃれな家の内装です。


北欧スタイルの家具が馴染むナチュラルモダンの住まい
この住まいは、北欧スタイルの家具を愛するご夫婦が、愛犬とともに暮らすために実現しました。すっきりとしたデザインと温もりのバランスが魅力です。
リビングはブラックチェリーの床にグレーを基調としたインテリアを合わせ、木の温もりを引き立てています。

ダイニングキッチンには2階まで続く大きな吹き抜けを設け、ライトグレーのキッチンと白い壁面で開放感を生み出しました。

外観はチェリーホワイトの吹き付けに天然石調のタイル、玄関周りにはレッドシダーを組み合わせ、明るく爽やかな印象に仕上げました。階段下には愛犬のための居場所も確保し、家族全員が快適に過ごせる工夫を随所に施しています。
おしゃれな内装の家は三井ホームで

おしゃれな内装の家を実現するには、テイストの選定から配色・素材選び・光の扱いまで、多くの要素を総合的に判断する必要があります。紹介したような実例を参考に、理想のイメージを具体化し、専門家と共有しながら進めましょう。
三井ホームでは、モダンや和モダン・北欧テイストなど、さまざまなスタイルの建築実例やカタログを豊富に用意しています。カタログ請求やモデルハウス見学を通じて、デザインや素材の質感・空間の広がりをぜひ体感してみてください。
まとめ

おしゃれな内装を実現するには、まずモダン・和モダン・北欧といったテイストの方向性を定め、ベースカラーと差し色の配分を考えることが大切です。実例を参考にすることで、具体的なイメージが固まり、自然光や照明による見え方の違いも考慮した内装が実現するでしょう。
三井ホームでは、さまざまなテイストの建築実例やカタログを用意しています。内装がおしゃれな家を検討しているなら、ぜひ一度ご相談ください。


































