2025.10.16
「ウッドデザイン賞2025」を3作品で受賞
~4年連続受賞。累計では16作品が受賞~
三井ホーム株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:野島 秀敏、以下「当社」)は、「ウッドデザイン賞 2025」を3つの作品で受賞したことをお知らせいたします。三井ホームグループとしては、4年連続の受賞で、累計16作品で受賞したこととなります。 当社は今回の受賞を通じて、今後も戸建住宅はもちろんのこと、中大規模建築物の木造化・木質化を促進することで、脱炭素社会の実現に資する木造建築のさらなる普及と技術の発展に努めてまいります。
受賞作品(ウッドデザイン賞2025のプレスリリース掲載順)
- ※1:日鉄興和不動産株式会社による賃貸マンションのブランド
- ※2:NLTとは、ネイル・ラミネイテッド・ティンバーの略称。隣り合わせにした2×4材の側面を釘打ちすることを繰り返し束ねパネル形成したもの
「ウッドデザイン賞2025」受賞作品概要
■リビオメゾン大岡山
| 共同受賞者 | 日鉄興和不動産株式会社(建築主) |
|---|---|
| 受賞対象分野 | 建築・空間分野 |
| 顕彰部門 | ハートフルデザイン部門 |
| 特⾧ | ・「木々に囲まれる住空間×環境負荷低減」を実現した地上4階、地下1階の5層木造賃貸マンション。 ・共有部には天然木を使用し森の中に入り込むような空間をデザインした他、屋上には天然芝の「草屋根テラス」を実現。 ・三井ホームの独自基準をクリアした木造マンションブランド「MOCXION(モクシオン)」 |
・完成時のニュースリリース https://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2025/0305.html
■オートバックス四国中央店
| 共同受賞者 | 日株式会社オートバックスセブン(建築主)、株式会社イースペース設計 (設計者)、株式会社神野工務店(施工者) |
|---|---|
| 受賞対象分野 | 建築・空間分野 |
| 顕彰部門 | ライフスタイルデザイン部門 |
| 特⾧ | ・愛媛県四国中央市の国道沿いに立地するカー用品店。オートバックスグループとして2店舗目の木造建築。 ・木造トラスを活用した柱のない大空間で、天井は構造材の木材があらわしにされており、木の温かみを感じられ、顧客は店内を快適に回ることができる。 ・一次エネルギー消費量を建築物省エネ法の基準から57%程度削減し、ZEB Ready※3認証を取得しており、環境性能にも優れている。 |
- ※3:「ZEB」とは「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称で「ゼブ」と呼ぶ。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した非住宅の建物。このZEBシリーズのうち、「ZEB Ready」は基準一次エネルギー消費量を50%削減することでBELS 評価により認証される。
■NLTコンテナの循環型木造ユニット技術
| 共同受賞者 | 株式会社Reg.and、有限会社西部消防設備 |
|---|---|
| 受賞対象分野 | 建築・空間分野 |
| 顕彰部門 | ソーシャルデザイン部門 |
| 特⾧ | ・本技術は鉄骨造が主流だったコンテナをNLT(ネイル・ラミネイテッド・ティンバー)で木造化した循環型木造ユニット技術。 ・同一寸法に規格化したNLTパネルを使用、工場でユニット生産することで短納期、コスト圧縮、高精度を実現。金物接合方法を開発し、再利用性を大幅に向上。コンテナ同士を現場で接続可能、拡張性も高めた。 ・外食店小規模事務所・管理事務所等多様な用途で採用。 ・この技術が評価され、GREEN×EXPO 2027「GX Houseサプライヤー」に認定。 |
・NLT コンテナについて https://www.mokuken.mitsuihome.co.jp/news/153
ウッドデザイン賞:一般社団法人日本ウッドデザイン協会が主催する、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度です。
【(一社)日本ウッドデザイン協会によるプレスリリース】
https://www.wooddesign.jp/cms/news_award/contents/82/
三井不動産グループのサステナビリティについて
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
また、2024 年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】
・「グループ⻑期経営⽅針策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/
・「& EARTH for Nature」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/business/development/earth/for-nature/
また、2025年4月に、街づくりにおける環境との共生宣言「& EARTH for Nature」を策定し、「環境」を自然と人・地域が一体となったものと捉え、豊かな「環境」を広げ、未来の世代へつなぐ街づくりを推進しています。 本宣言における重点課題として、「緑を守り育む」「水の魅力を生かす」「生態系を豊かにする」「地域の想いをつなぐ」「自然資源を循環させる」の5つを定めています。本リリースの取り組みは、「& EARTH for Nature」における重点課題の1つに貢献しています。
三井ホーム株式会社 マーケティング・コミュニケーション部 コーポレート・コミュニケーショングループ 津田・池本・五十嵐03-6370-7562
























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