
CULTURE
ワタナベマキさんの「トマト」レシピ(2)
AUG. 9.2016
暑さ厳しいこの季節。ニンニクとハーブの香り、そして鮮やかな彩りで食欲をそそる一品をご紹介します。手軽につくれるのに魚介と野菜の旨味がたっぷりと出て味に奥行きが生まれるので「手が込んでみえる料理」としておもてなしにも最適。熟れたトマトが残っているときにもオススメのお料理です。
トマトとバジルのアクアパッツァ
【材料/4人分】
ミニトマト(赤、黄)……10〜12個
白身魚切身(鯛、すずきなど)……2切れ
あさり(砂抜きしたもの)……150g
帆立(刺身用)……6個
玉ねぎ……1/2個
バジル……葉10枚
にんにく……1かけ
白ワイン……50ml
塩……少々
こしょう……少々
オリーブオイル……大さじ1
【手順】
1)白身魚は塩をふり10分おいて出てきた水分をペーパーなどでおさえる。
2)玉ねぎは5mm厚に薄切りにする。
3)鍋につぶしたにんにくとオリーブオイルを入れ、中火にかける。
4)香りが立ったら白身魚を入れて両面焦げ目がつくまで焼く。
5)2)の玉ねぎとヘタをとったミニトマト、白ワインを加えてフタをして約2分蒸す。
6)あさりと帆立を加え再びフタをして、約2分蒸し煮にし、塩、こしょうと手でちぎったバジルを加える。
【POINT】
魚は臭みが出ないように、しっかり焼き目をつけましょう。トマトは大玉のざく切りでもOK。
<料理家プロフィール>
ワタナベマキ
料理家。祖母と母から受け継いだ料理の知恵や旬の食材の力を活かして、季節感のある料理、心と体にやさしい食事を提案する。小学生の息子と夫との3人家族。インテリアや収納のセンスにも定評があり、多くのファンをもつ。