DESIGN

JUN.5.2025

素敵なマイホームのつくり方
〜こだわりの収納アイデア〜

素敵なマイホームのつくり方 〜こだわりの収納アイデア〜
住まいの収納には、「隠す収納」「見えても美しい収納」「魅せる収納」といろんな方法が考えられますが、家族の生活サイクルに合わせて、使うモノを使う場所に使いやすく収納することが大切です。個人のモノ、共同で使うモノ、外で使うモノなど、家の中にはさまざまなモノが存在します。美しく心地よく暮らすためには、エリアごとにしっかりと考えられた収納を設けることも必要です。今回は家づくりのプロフェッショナル「暮らしマエストロ」が、エリア別の収納アイデアやこだわりポイントについて解説します。

Storage Design 1美しさ+使い勝手
「キッチン収納」

こちらの住まいは、生活感を見せない開放的なキッチンにしたいとの要望で、背面収納を一面木の扉で覆い、ダイニングまで続いている。中にはキッチン家電、調理器具、食器、食品類が使いやすく、美しく収納されている。マットブラックのアイランドキッチンが、シャープなフォルムの家具のように存在感を漂わせている。

アイアンと木の板の飾り棚を配し、日常使いのモノや季節の花をディスプレイして行き慣れたカフェの設えに。吊り戸棚は設けず、視界に入る腰上部分はすっきりと。収納はキッチンからダイニングまで続くバックセットにまとめ、飾り棚には思い出のモノを飾って楽しんでいる。

引き戸で仕切ったパントリーを隣接したキッチン。調味料や食材がたっぷりと収納でき、常にキッチンを美しく見せることができる。棚の一部は、好みのインテリア小物などをディスプレイしておくと、扉を開けておいても美しさが保てる。

LDKの一角に鎧戸扉付きのオシャレなリビング収納を設けて、掃除用具や家事用品などを収納している。プラスチック製の収納ボックスはすぐ取り出したいアイテムの収納に最適。大容量なので、扉ごとに収納物をまとめておくと、あちこち開けなくても済むので便利。一番端は子どもたちのエリア。おもちゃやゲームなどを自分でしまえるようになっている。

Storage Design 2玄関+収納+使いやすさ
「シューズクロゼット」

外出着なども収納できるクロゼットも設けたシューズクローク。家族はここを通って、ホール横の洗面台で手洗いをしてからリビングへ向かう。土間から続く裏動線となっている。

アクセントウォールで仕切られたシューズクロークは、ゴルフバッグやキャンプ用品を収納できる大容量。土足で移動できる土間続きのスペースは、出掛ける際の積み下ろしやメンテナンスもしやすい。

アーチ開口でつながるシューズクローク。廊下からも土間からもアプローチできるように框を跨いで入り口を設け、使い勝手も考慮されている。

Storage Design 3動線+収納量
「ウォークインクロゼット」

家族分の衣類を整理整頓できる収納量はもちろん、配置にもこだわったファミリークロゼット。ランドリールームと寝室の間に設えることで、洗濯後の衣類の収納をスムーズに。起床後すぐに支度ができるのも便利。

水回り近くに設けた、ゆとりあるファミリークロゼット。脱衣室やランドリー、洗面室とのアクセスがよく、外出・帰宅時の動線がスムーズに。

トップライトを設けて明るい空間で身支度ができるクロゼット。壁一面の収納棚は、おく・かける・しまう、それぞれのニーズに対応できる。

衣類の丈の長さに合わせてゾーンを分けることで視覚的にも美しい印象に。棚の部分には帽子やバッグなどをディスプレイできる。

洗濯機や室内干しポール、アイロン掛け用カウンターを備えたランドリールームに隣接したファミリークロゼット。洗濯、物干しから衣服の収納という家事動線がコンパクトにまとめられた。

洗濯機や室内干しポール、アイロン掛け用カウンターを備えたランドリールームに隣接したファミリークロゼット。洗濯、物干しから衣服の収納という家事動線がコンパクトにまとめられた。

収納は「たくさんあればいい」ではなく、
「自分たちの暮らしに合っているか」が大切です。
日々の暮らしをイメージしながら、
どこに何を収納すれば使い勝手が良いかを考えて
プランニングすることが重要なポイントです。
〜こだわりの収納アイデア〜、いかがでしたでしょうか。
自分たちに合った家づくりを見つける
ヒントになりますように。

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