2004.04.19
「Laisonte」(レゾンテ)新発売
家族がつながる子育て空間
色彩が持つ効果も考慮
- 家族が自然につながる30畳大のコミュニケーションスペース
- 都市の暮らしに配慮した次世代のモダンイメージの外観
- インテリアに色彩効果を活用
三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、社長:中村良二)は、創立30周年記念第二弾となるフリー設計商品「Laisonte」(レゾンテ)を、4月24日(土)、全国で発売いたします。
本商品の中心テーマは「子育て」です。子育て世代にとって、家族がふれあい絆を深めること、そして、子どもたちだけでなく、大人も楽しみ、くつろぎ、生きいきと生活できることが大切であると考えました。
一戸建ての大きな魅力である地面のある戸外とのつながりを十分に生かして、家族が自然とつながりながら、それぞれの暮らしを充実できる空間、さまざまな生活の場面、また、時間とともに変化する家族に合わせた空間づくりを提案しています。色彩が人に与える効果にも注目し、インテリアなどに取り入れました。小学生までのお子様を持つ家族を中心に、幅広い子育て世代に向け訴求していきます。商品の概要は以下のとおりです。
<商品の概要>
1.暮らしの中心となる「ファミリーコモン」の提案
第一に、家族が自然にふれあい、ともに楽しむ空間づくりを大切にしました。家族全員の共有スペースとなる約30畳の広さを持つ空間を「ファミリーコモン」と称し、一つの空間に「料理をする」「食事をとる」「くつろぐ」「遊ぶ」「学ぶ」など、さまざまな生活行為をする5つのエリアを提案しました。各空間、各行為が、互いの気配や音、視線などによりゆるやかに交わり、家族のコミュニケーションが深まります。 「ファミリーコモン」は開放的な吹抜け空間で、吹抜けに向かって開く2階の子ども部屋の窓や、ファミリーコモンを見下ろすホールなどを通して、2階の家族ともコミュニケーションをとることができます。奥様が一日を通じて比較的長い時間を過ごすキッチン(クッキングエリア)と、隣接する専用の作業エリア(マムズワーキングエリア)からは、ガレージや庭、階段にも視線がとおるようにしました。 各エリアは、境界を主に置家具でゆるやかにつくっていますので、将来的に家具類を変化させるだけで、容易にエリアの大きさや使用目的、ファミリーコモン全体の雰囲気を変えることができます。また、エリアごとに、使い勝手のよい収納もオプションで提案しました。
(1)5つのエリア
- 「プレイング・シッティング・ウォッチング(Playing/Sitting/Watching)エリア」
庭に面した明るい空間で、くつろいだりテレビを見たりする多目的空間。開口部全体が開くフルオープンサッシで庭とつながり、広々とした空間を実現。大型の薄型テレビがすっきり納まる造りつけのオーディオカウンターを設置。 - 「キッズリビング(Kid’s Living)エリア」
おもちゃをしまう収納ボックスや造作棚を設置した子ども専用のスペース。子どもの成長にともない、家族のパソコンスペースに変更するなど、家具類のしつらえにより使い方を簡単に変えることが可能。 - 「イーティング・スタディング(Eating/Studying)エリア」
大きなテーブルを設置し、食事、勉強、趣味などさまざまな利用目的を考慮し、勉強道具などをしまうことができる収納ベンチを設置。 - 「クッキング(Cooking)エリア」
簡単な食事をとれるカウンターを設置したキッチン。来客時に食器棚などバックセットを隠せるスライド式ドアも提案。 - 「マムズワーキング(M’s Working)エリア」
キッズリビングはもちろん、庭や階段、ガレージなどにも目が行き届き、背面にたっぷりの収納も備えた奥様専用の作業コーナー。
(2)その他のコミュニケーションシーンの提案
- 「ファミリーコモン」とつながる中庭風のアウトドアスペースは、建物と塀で囲まれた庭で、子どもが安全に、土や緑とふれあうことのできる場所です。ホームパーティーなどにも利用しやすいスペースです。塀にはスリットを入れ、通りへの圧迫感を緩和し、庭からは通りの気配も感じることができます。
- 階段に造りつけの本棚とベンチを設置し、本に親しんだり、自然なコミュニケーションが生まれる場として提案しました。
- 2階の子ども部屋には、「ファミリーコモン」側に室内窓を設置し、部屋同士のコミュニケーションが可能です。また、部屋をつなぐホールとともに、1階とのコミュニケーションも容易です。
2.プライベートの空間・時間を大切にした提案
本商品では、家族とのふれあいと同様、自分の世界をつくり、その世界を充実させることは人生を豊かにすると考えています。子どもの自立心を養う役割を持つ個室、夫婦専用の部屋、または一人で過ごす空間提案を充実させました。
- 子ども部屋のファミリーコモン側の室内窓は、開閉によりプライベート性をコントロールすることができます。
- 夫婦の主寝室はファミリーコモンと直接つながらず、2人の時間を大切にできる空間です。中庭に向って窓を大きくとり、共有スペースの様子が分かります。ガレージの上に、主に父親を想定した隠れ家的な丸屋根の離れ(キャビン)を設けました。約6畳の広さの部屋で、趣味やアトリエなどにも活用しやすい空間です。母屋とは、2階からのブリッジでつながり、異空間への入口を演出します。
- ガレージの上に、主に父親を想定した隠れ家的な丸屋根の離れ(キャビン)を設けました。約6畳の広さの部屋で、趣味やアトリエなどにも活用しやすい空間です。母屋とは、2階からのブリッジでつながり、異空間への入口を演出します。
- 開放的な「ファミリーコモン」とは廊下を隔てて独立させ、客間としても利用できる和室を設置しました。
3.都会的な中に温かみのある外観
街並みと調和しつつ、個性が光るファサードとしました。シャープな片流れ屋根とシンプルなスリット形状の窓デザインなどが持つ先進的なイメージと、丸屋根の離れがかもし出す柔らかい表情とを併せ持ったデザインで、白を基調色に、ガレージのオレンジ色をアクセントとして、躍動感のある明るいイメージを高めました。隣家の通風や採光に配慮し、正面以外の3方向は軒の高さを下げた母屋下がりです。
(1)シンプルでありながら細部にこだわりを持ったデザイン
- サッシの内側取付け技術を開発し、窓回りの立体感を深め建物の高級感を高めました。
- スリット形状の窓と塀のスリットが、外からの視線を遮りつつ、デザインのリズムをつくり出します。
(2)新たなモダンイメージをつくる部資材
- 防水性、耐久性に優れた砕石仕上げの丸屋根をファサードのアクセントとしています。
- 母屋と離れをつなぐブリッジの床は格子状のファイバーグレーチング、バルコニーも含む手摺りの壁は透明なポリカーボネイトパネルを採用して、開放感を高めています。
- 中央部がドアのようにも開く高級感のある木製のガレージドアを採用しました。
- 玄関ポーチに、ライムストーン風のアクセントウォールを設定しました。
4.色彩の効果を考慮したインテリア提案
色彩は、色によりストレス解消に役立ったり、気持ちを活性化させるなどの心理的な効果を持っており、子どもの成長にも影響を与える要素です。本商品は、部屋の役割やスペースの目的に効果的な色をインテリアに考慮しました。
- ファミリーコモンには、コミュニケーションを促し人と仲良くさせる効果を持つ黄色や、成長ホルモンを促すオレンジ色を取り入れました。
- 子ども部屋は、精神的に落ち着かせ、学習効率も上がるブルーや、体の緊張をほぐす緑系の色を提案しています。
- 家の基調色である白は、健康によい色と言われています。
5.快適な室内空間をつくる三井ホームの技術
- 次世代省エネルギー基準対応です。外壁下地は、外壁通気工法と同等の性能を持つ高耐久の湿式外壁工法「BS(ブレス・ソリッド)ウォール工法」を標準設定しています。
- 屋根には高い断熱性能を持つオリジナルの構造断熱パネル(ダブルシールドパネル6インチ)を標準装備しています。
- オプションで、加湿機能を標準装備した全館空調システムを設定しています。
- 性能表示制度における「構造の安定(耐震等級)」「劣化の軽減」「空気環境」「維持管理への配慮」「温熱環境」の5項目で、最高等級を標準としています。
- 建築基準法で規制される構造材、内部仕上げ材、また合板など下地材、天井裏等の建材については、最高等級であるF☆☆☆☆としています。
6.参考価格
代表プラン
延床65.78坪
57,263千円(うち消費税額等2,726千円)
坪単価
870千円(うち消費税額等 41千円)
参考プラン
延床44.08坪
32,041千円(うち消費税額等1,525千円)
坪単価
726千円(うち消費税額等 34千円)
7.販売エリア
沖縄を除く全国
(プラン、地域、仕様、敷地条件により、一部性能等級が異なる場合やオプション仕様となる場合があります)
8.モデルハウス
ABC湘南モデルハウス(TEL:0466-23-3124)…オープン済
藤沢市村岡東1-5-8「ABC HOUSING湘南・藤沢鎌倉住宅公園」内
立川第1モデルハウス(TEL:042-528-1731)…4月29日(木)オープン予定
立川市泉町935-1「ABCハウジングワールド立川」内
9.商品名称「Laisonte」(レゾンテ)について
フランス語の「raison」(理由)と「liaison」(つながり)を組み合せました。
10.読本「子どもを育む家づくり」制作について
「レゾンテ」発売に当たり、ベネッセコーポレーションからのデータ提供、協力を得て、子育て・教育と住まいづくりを紐といた読本「子どもを育む家づくり」を5月1日に発行いたします。最寄りのモデルハウスにお越しになったお客様にプレゼントするほか、同社の協力を得て各営業拠点ごとに実施するセミナーでも配布の予定です。読本の概要は次のとおりです。
- 2001年度および2002年度に、ベネッセコーポレーションが家族との関係について実施したアンケート調査結果分析
- 家庭で伝えたい親と子の歳時記と家のしつらえ
- 発育に合わせたカラーコーディネート
広報グループ:03-3346-4649