当社施工例(北海道)
冬の寒さが厳しく、積雪への対策も欠かせない寒冷地。
三井ホームでは、超高断熱のプレミアム・モノコック構法をベースに
寒冷地ならではの気候・風土に合わせた仕様をご用意。
より快適で、安心な暮らしをお届けいたします。
「無落雪トラス」は、屋根をトラス構造(三角形を基本単位とする構造形式)で支えながら、木材同士を高強度に一体化させる接合金物「ネイルプレート」を採用しています。これにより、梁など一部分に集中的に力が加わらず、住宅の積雪による荷重を全体に分散させることができます。大量の積雪でも雪下ろしの必要がないばかりか、落雪事故の減少や、たわみが少なくなることから建具の狂いが生じないなどの効果も発揮します。住宅の安全機能を大きく高める技術です。
三井ホームの無落雪屋根構造(無落雪トラス)
木を一体化させる接合プレート
木材同士を強力に接合する「ネイルプレート」。接合部一ヶ所で約4tの重量を吊り上げることができるほど、優れた耐力を有しています。
「セルローズファイバー」は、新聞古紙などを原料とした環境に優しい断熱材です。木質繊維からつくられるので、繊維の中に自然のままの空気胞が含まれ、高い断熱性と防音性を発揮します。また、特殊な技法での加工により、防火・撥水・防虫性やシックハウス対策にも優れた、安心安全な素材です。これを天井に300㎜厚で隙間なく施工することによりしっかりと断熱。プレミアム・モノコック構法による外壁、床下などの超高断熱仕様とともに、一年を通して快適な環境を守ります。
「MTウォール工法」は、耐久性、寸法安定性、耐火性などに優れた専用ベース板を多彩な装飾塗装で仕上げることによって、塗り壁のようにシンプルで風情のある外壁を実現します。またモルタル壁に比べて約1/2の重さで住宅の躯体にかかる負担を軽減するとともに、外壁通気構法により住宅の耐久性と快適性を向上させます。
※ご計画により、一部の建物形状やデザインに対応できない場合がございます。
詳しくは営業担当者までお問い合わせください。
超剛性ベタ基礎「マットスラブ」は、地盤への負荷を分散させる「面」で支える信頼性の高い構造です。また、配筋においては圧倒的な鉄筋量を誇り、コンクリートは1㎠あたり約240㎏もの荷重に耐える圧縮強度があります。高低差のある敷地などには、Tの字を逆にした断面形状の鉄筋コンクリートが連続して設けられた「布基礎」もご用意しております。
寒冷地においては、床下の凍結・凍上によって地盤が基礎部分を押し上げてしまうことがあり、床下全面を覆うベタ基礎の導入はこれまで困難でした。そこで、土壌の凍結域を断熱材・コンクリート・砕石でカバーする「寒冷地用マットスラブ」(ベタ基礎)を開発しました。※特許番号第3177838号(「凍結防止用基礎及びその構築方法」による)
熱伝導率がアルミの1/1000の樹脂を用いた樹脂サッシは、高い断熱性で冬の結露発生を抑えます。サッシの室外側、室内側ガラスの内面に特殊金属膜をコーティングし、また3枚のガラスの間には、乾燥空気よりも約30%熱を伝えにくいアルゴンガスを充填した高遮熱Low-Eトリプルガラスを採用。冬は外の冷気を入れず、室内の暖気を逃がしません。
熱を伝えにくい樹脂製フレームを採用し、三層Low-E複層ガラスにアルゴンガスを標準封入した断熱性、気密性が高い樹脂サッシです。厳しい冬季では窓からの熱の流出入を抑制。夏季においては窓からの暖気侵入を抑制し冷房効果を高めます。高断熱樹脂サッシは四季を通じて快適な室内空間を演出します。また、フレームは厚みのある堅牢な造りで、長く安心して使用できます。
室内外ガラスの内面に特殊金属膜をコーティング。夏は日射熱をはね返し、冬は室内に暖かさを閉じ込めます。
※ Low-E膜の位置はサッシの種類によって異なります。