ニュースリリース

2002.04.08
「L.T(エル・ティー)」都市型3階建新発売
街並みとつながるデザイン
2階に共有空間設置

  • 住宅が密集する都市に調和する現代的な外観デザイン
  • 通りからの視線を遮り、採光がとりやすい2階の共有空間

三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、社長:高橋邦男)は、1月12日に発売したフリーデザインのイメージリーダー型商品「L.T」の都市型3階建を、4月20日に発売いたします。
従来、個室で行われていた行為を共有空間に解放し、家族とのコミュニケーションを保ちながら個人が思い思いの時間を過ごす、という「L.T」の考え方に加えて、建築密度が高い都市に合った外観デザインとプランを提案します。
ホームエレベーターを標準装備したプランも用意し、都市部の顧客層に訴求します。商品の特徴は以下のとおりです。

<商品概要>

1. 都市部に調和する現代的な外観デザイン

「L.T」は、外観を「外構」「植栽」「近隣」「街路」も含めたトータルな概念として捉え、「ストリートスケープ」という発想に基づきデザインしています。
3階建が想定される都市部の住宅地は、比較的間口が狭い、高い建物が多い、商業建築なども混在しているなどの特徴があるため、水平方向だけでなく垂直方向への広がりも意識した現代的なデザインとし、街並みとの調和を図りました。

  • 窓の多彩な組合せデザインや窓廻りの装飾部材、アルミマリオン(柱状のハーフラウンドマリオンと水平部材のホリゾンタルマリオン)が都会的な外観イメージを演出します。
  • 1階のガレージや窓廻りの壁をふかし壁として壁面に段差をつけたり、3階の窓下を斜めの壁にするなどファサードに陰影をつけました。
  • 庇や窓枠の水平ラインが3階建の威圧感を緩和します。
  • 間口の狭い建物が並ぶ通りでは、複数の建物が並んでいるように見えるデザインとすることで、街並みにリズムを感じさせます。

2. プライバシーや採光などを確保するプラン提案

都市部では隣家との間隔が狭く、日照やプライバシーが確保しにくいのが現状です。「L.T」3階建では、この条件を解決するため、2階レベルに共有空間を設置しました。

  • リビングなど家族が集まる共有空間は、中2階または2階のレベルに設置し、通りからの視線を遮るとともに採光を確保しました。寝室を1階または3階に設け、共有空間とそれぞれの部屋との上下移動のわずらわしさも極力抑えました。
  • ビルトインガレージを基本とし、敷地を有効利用します。
  • ホームエレベーターを標準装備したプランも用意しました。
  • プライバシーが最も守られた3階に、屋外との一体感を持つことができる空間として、ルーフバルコニーや、家族で入浴が楽しめる大型のオーダーメイドの浴室を用意しました。浴室の窓はサイズを自由に設定できます。
  • 主寝室は、夫婦の時間を快適に過ごす空間と考え、専用のシャワールーム、パウダールームやミニキッチンを用意しました。
  • リビングと3階の子供室とは吹抜けにより空間をつなげ、気配が分かるようにしています。

3. その他オプション設定
(「L.T」発表を機に開発したもので、すべての商品で利用できます)

① 瓦材一体型の太陽光発電システム
陶器瓦対応の単結晶タイプで、黒色の瓦ではほとんど目立ちません。

② 作業空間(Do-Common)用カウンター。
メープル材の大型カウンターで、仕事や勉強などの作業スペースとして利用します。

③ ホームシアター用収納キャビネット
大画面テレビやスクリーン、周辺機器をすっきりと納める造り付け収納です。

④ 新しい日本のインテリアデザイン(J-Life Design)
木肌の質感を活かし、障子調の細い桟、伝統的な日本の直線デザイン、黒の鉄イメージの金具などを採用して落ち着きや繊細さ、工芸的風合いを持たせました。

4. 価格

さまざまな仕様グレードが設定可能で、例えば57坪タイプで、坪単価56万円台から対応できます。

5. 販売エリア

沖縄を除く全国

  • * 多雪地については仕様が異なる場合があります

6. モデルハウス

桜上水モデルハウス(TEL:03-3306-7331)
東京都世田谷区桜上水5-29-52「JPAハウジング桜上水駅前住宅展示場」内

横浜第3モデルハウス(TEL:045-313-9831)
横浜市西区西平沼町6-1「TVKハウジングプラザ横浜」内63街区

(参考)「L.T」での共有空間の提案

「L.T」では、家族とともに過ごす時間を増やせるようなプラン、しつらえを提案しました。

(1)作業ができる場とくつろぎの場が同居する共有空間

  • パソコンなどを置いて勉強や仕事、趣味などの作業を行う空間(Do-Common)と、家族で会話を楽しんだりテレビを観るなどくつろぐ空間(Be-Common)の概念を新たに設定しました。
  • スキップフロアなど床レベルの高低差や家具などを利用することで、各空間が独立性を持ちながら、家族が容易にコミュニケーションがとれる距離感を保ちました。

(2)個室を積極的に共有空間につなげる提案

  • 個室のプライバシーを保ちつつ、室内窓や個室に隣接する作業の空間(Do-Common)により、個室から共有空間へ積極的につながるしつらえを提案しました。

(3)多目的ダイニング(Do・Be-Dining)の提案

  • 食事以外に、家族の会話の場、子供の勉強スペースなど、状況に応じて使い分けられるダイニングのしつらえ提案です。
  • 食事の際は椅子として、くつろぎの時間は寝転ぶことができる奥行きのあるオリジナルの床座をオプション設定しました。座面下が収納となっており、電動で開閉します。

(4)商品名称について

「L.T」は、Live Togetherの各単語の頭文字です。「家族と家と街とのつながりを大切にしたい」という意味を込めました。

この件に関するお問い合わせ先

総務・広報グループ:03-3346-4649

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