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平成13年12月25日
個室のオープン化を提案
共有空間で作業もくつろぎも
L.T(エル・ティー)」新発売
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共有空間と個室についてそれぞれの役割としつらえを見直し
食事以外にも多様な生活行為に対応できるダイニング提案
建物を街並みの一つと考えた外観デザイン

 三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、社長:高橋邦男)は、フリーデザインのイメージリーダー型の商品「L.T」を2002年1月12日に発売いたします。
 リビングなどの共有空間と個室の役割やつながりを見直し、従来、個室で行われていた行為を共有空間に解放し、家族とのコミュニケーションを保ちながら個人が思い思いの時間を過ごせる空間を提案しました。
 また、建物は近隣・街並みの一部であると捉え、それらに対して「仕切る」のではなく「つながる」外観デザインとしました。個人と家族、街並みと住まいがつながっていく暮らしを追求した商品で、幅広い顧客層に訴求します。
 商品の特徴は以下のとおりです。


1. 共有空間の提案
これまでの住まいでは、個室とLDKが階層や廊下で分かれ、さらに壁や建具で仕切られた別々の空間であり、“家族と一緒にいる”といった基本的コミュニケーションが取りにくい面もありました。「L.T」では、家族とともに過ごす時間を増やせるようなプラン、しつらえを提案しました。
(1) 作業ができる場とくつろぎの場が同居する共有空間

パソコンなどを置いて勉強や仕事、趣味などの作業を行う空間(Do-Common)と、ソファやAV機器を設置して、家族で会話を楽しんだりテレビを観るなどのくつろぐ空間(Be-Common)の概念を新たに設定しました。Do-Commonは個室で行っていた作業を共有の場に解放します。

Do-CommonとBe-Commonは、相互に視線が通るように配置しました。

また、スキップフロアなど床レベルの高低差や家具などを利用して、目線の範囲を変えたり、個人空間の独立性を持ちながら、家族の気配が分かり、容易にコミュニケーションがとれる距離感を保ちました。
(2) 個室を積極的に共有空間につなげる提案

個室のプライバシーを保ちつつ、共有空間に対して開く室内窓の設定や、個室に隣接する作業空間(Do-Common)の設置により、個室から共有空間に積極的につながるしつらえを提案しました。

個室と共有空間は、家具やガラス入りの室内ドアなどで仕切ることにより、家族の気配が分かる緩やかなつながりを提案しました。
 
 
2. 多目的ダイニング(Do-Be-Dining)の提案

単に食事をするだけではなく、そこに留まり、家族の会話の場、子供の勉強スペースなど、状況に応じて使い分けられるしつらえを提案しました。

食事の際は椅子として、くつろぎの時間は寝転ぶことができる奥行きのあるオリジナルの床座をオプション設定しました。座面下が収納となっており、電動で開閉できます。

人が集まり多様なことを行うための生活道具を収納する家具を併せて設置しました。

3. 建物を街並みの一つと考えてデザイン
「L.T」では、外観を「外構」「植栽」「近隣」「街路」も含めたトータルな概念として捉え、「ストリートスケープ」という発想に基づきデザインしました。街並みとの一体感・調和を重視し、それらに対して「仕切る」のではなく「つながる」デザインを目指しました。

街並みに配慮したビルトインガレージを設定しています。

サッシを上下につなげた大きな窓デザインにより、室内の気配を通りに伝えることができます。プライバシー確保については、通りからの距離または共有スペースの床レベルを変えることを提案しています。

1階にはウッドデッキにつながる全開できる掃出し折れ戸のサッシ(アルミクラッド樹脂)を設定し、室内と外との一体感を高めました。

ファサードには格子状の窓を設け、シャープな表情をつけました。

4. 現代の暮らしに合った新しい日本のインテリアデザイン(J-Life Design)
洋風に見える現代日本の生活も、伝統的な日本の生活様式に根ざしており、単なる洋風、和風だけでは表現しにくくなっています。これからの生活にふさわしいインテリアデザインを新しく提案しました。

木肌の質感を活かすことを基本とし、伝統的な日本のインテリアに見られる直線デザインを採用し、落ち着きや繊細さ、工芸的風合いを持たせました。

室内ドアは木肌を活かし、障子調の細い桟を採用し日本的な繊細さを強調しました。

ドアノブ、家具・キッチンの引手は黒の鉄イメージの金具としています。

工芸的デザインの階段親柱と手摺りのセットを設定しました。

5. その他オプション設定(「L.T」発表を機に開発したものですべての商品で利用できます)
@
瓦材一体型の太陽光発電システム
 
陶器瓦対応の単結晶タイプで、黒色の瓦ではほとんど目立ちません。軽量で施工性が高く、また、モジュールを2種類設定し寄棟屋根などでも効率よく設置できます。
A
オリジナルオーダーメイドバス
 
「自分を癒す、楽しませる、もてなす」ことをテーマとした半身浴バスです。飲み物や雑誌が置けるカウンタースペース、15インチ液晶テレビ、スピーカーなどを設定できます。
B
Do-Common用カウンター
 
メープル材の大型カウンターで、ダイニングの床座収納と組み合わせることもできます。
C
ホームシアター用収納キャビネット
 
大画面テレビやプロジェクター画面、周辺機器をすっきりと納める造り付け収納です。スクリーンもキャビネット内に巻き取り、納めることができます。

6. 価格
さまざまな仕様グレードが設定可能で、例えば50坪タイプで、坪単価54万円台から対応できます。

7.
販売エリア
沖縄を除く全国(*多雪地については仕様が異なる場合があります)

8.
モデルハウスモデルハウス案内
香椎モデルハウス(TEL:092-682-4531)
福岡市東区香住ヶ丘1-7「hitハウジングパーク香椎」内

9.
「L.T」開発意図の背景について
明治末から大正にかけて、都市の給与生活者の住宅として伝統的客間である続きの間を残しながら、茶の間や子供室などを個室として使う「中廊下型住宅」が登場しましたが、障子など取りはずし可能な建具により仕切られた和室でした。
1955年、日本住宅公団が設立され、食寝分離を前提に食事の場を兼ねた台所として「DK」を採用した「51C型」が設計され、その後、都市近郊に戸建住宅の建設が進み住宅の面積が拡大すると、「中廊下型」「DK」と戦後入ってきた機能主義的なアメリカのリビングルームが融合し、LDKスタイルの住宅が展開していきます。
当初、応接室に代表される非日常的空間として考えられたリビングは、椅子への生活様式の変化の中で応接室も茶の間もフローリングに椅子やソファというスタイルへ変わるにつれ、家族の空間としても認識されるようになり、「公」と「私」双方の役割が課せられるようになりました。しかし、そのしつらえは応接セットが主役であり、「公」「私」いずれについても使いにくい面が出てきました。
一方、勉強部屋の役割を担った個室は、AV機器などの浸透により子供の生活の場そのものに機能を拡大し、いわゆる個室化を深める傾向になったとも考えられます。
「L.T」は、個室と共有空間とのつながりを持たせ、言葉以外の視線や気配を含めた家族のコミュニケーションと個人の作業が同居できる共有空間を提案するものです。

10. 商品名称について
「L.T」は、Live Togetherの各単語の頭文字です。「家族と家と街とのつながりを大切にしたい」という意味を込めました。



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