
LIFESTYLE
"おうちピクニック"で、幸せな初夏の休日。
JUN.25.2018
〜「がんばらない」と「ステキでいたい」を両立できるエアリーな暮らしのコツ〜
お気に入りを運んで、テラスをリラックス空間に。
「おうちピクニックはテラスですぐに始められるので、気軽に楽しめるのがいいところ。お気に入りのクッションやラグ、ブランケットなどを運べばリラックス空間がすぐに完成します」。親しい友人夫婦がゲストだから、肩肘張らない居心地のいい雰囲気が一番ですね、と黒田さん。ではピクニック気分を演出するマストアイテムといえば?「バスケットです!ドリンクやフード、デザートをバスケットに詰めると、テラスがたちまちピクニックムードに早変わり。普段から室内で使っている籐アイテムなどをぜひ持ち出してみて。いつものテラスが夏らしく爽やかな雰囲気にトーンアップできます」。ブリキのバケットをドリンククーラーにしたりガラスの器にフルーツを盛ると、質感の違いがアクセントになってセッティングに奥行きが出せるそう。こんなにおしゃれで遊び心のあるピクニックなら、とっても幸せな気分になれますね。子どもの気分に戻って、おしゃべりも盛り上がりそうです。
“おうちピクニック”ならではの新鮮&ひんやりメニュー。
黒田さんおすすめのピクニックメニューは?「プロシュット・コットやパテを挟んだバケットサンドは手軽に食べられるのでおすすめです。また、本当のピクニックでは難しい生クリーム入りのフルーツサンドや、足の早い食材、フレッシュな果物を使ったメニューなど、普通はあきらめてしまうレシピも自由に楽しめます」「しめくくりは冷たくて溶けやすいひんやりデザート。完熟マンゴーのゼリーや、ブルーベリーを乗せたレアチーズケーキも“おうちピクニック”ならではですね」。そして器にもひと工夫するのが黒田流。「大人が集まるピクニックだからクラス感も大切。ウッドプレートや木製ケーキスタンドなどを使ってアウトドア気分をおしゃれに気持ちよく演出しましょう」。大きなウッドプレートに盛り付けてアペタイザー風に並べると、目も舌も肥えた友人たちを魅了できそう。これで準備は万端。さあ、おうちピクニックへようこそ!
「THE AIRY LIFE」の達人
黒田祐佳 YUKA KURODA
フードコーディネーター、スタイリスト。「ル•コルドンブルー東京校」「リッツ•エスコフィエ•パリ」にてフランス料理•菓子•パンを学ぶ。レストランやカフェなどのオープニング企画やメニュー開発を手がけるほか、TV番組や雑誌におけるフードコーディネートや料理教室など、多岐にわたり活動。