東京都
「Rice Grain CAFE」

代々受け継いできた土地に
念願だったカフェをオープン。

店舗のほかに賃貸住宅も設けて収益を確保しました。
シックでありながら親近感あふれるインテリア。
本格的なエスプレッソと季節に合わせたスイーツ。
夢のカフェは早くも常連のお客様でにぎわっています。

敷地は商店街の一角にある。周囲の建物に馴染むように、外壁の色はアイボリーホワイトを選択。天気や日の当たり具合によって色味が変わり、朝夕で違った表情を浮かべる。ファサードはシンプルなデザインに。手すりにロートアイアンを巡らせて印象を引き締めている。

生活の一部になるような
地域に根差したカフェに

店名は英語で「米粒」のこと。もともとオーナーのT様のご親族がかつてこの地域で農家を営んでいたことがその名の由来だそうです。縁あって受け継いだ敷地を有効活用するために、T様は長年の夢だったカフェをオープンさせることに。
敷地は駅近の商店街の一角。T様には「地元の人が気軽に立ち寄れる場にしたい」という地域貢献の思いもありました。イメージしたのは、T様が子どもの頃、よく遊びに行った叔父様の経営する喫茶店の様子。「ご近所の方がそれぞれのペースでコーヒーを飲んでは出ていく。この時間が生活の一部になっているんだなと。お客様にとって大切な日常の場にしてもらえたら嬉しい」(T様)。

建物には3戸の賃貸住戸を併設。前面道路から側面のアプローチを経て玄関に向かうため、外の喧騒と距離を保つことができる。駅近の1Kのワンルームで冷蔵庫や洗濯機も完備とあって満室が続いている。

上質な建材を丁寧に施工。
手作りの温もりが漂う場

10席ほどの店内は、上質なミャンマーチークのカウンターとタイル貼りの内装でシックな雰囲気に。建材はすべてT様がじっくりと選んだものばかり。「三井ホームの施工技術は素晴らしいですね。こちらの要望をきちんと理解してくれて、思い通りの仕上がりになりました」(T様)。
2018年9月のオープン以来、看板メニューのエスプレッソは、4種類のコーヒー豆をブレンドした「オールプレス」ブランドを採用。その評判もよく地元のお客様でにぎわう人気店に。最近では常連客も増え、お客様同士会話も弾むようになったといいます。
その名の通り、この地にまかれた「米粒」は、地域の交流の場として豊かな実りをもたらすことでしょう。

床と壁の一部をタイルで仕上げた店内。硬質な素材を背景にカウンターや家具の木質感が映える。客席とカウンター内とがオープンにつながっているので、お客様とスタッフの会話も自然に生まれる。エスプレッソをさっと飲み干して出る人、ゆっくりスイーツを味わう人、過ごし方は様々だ。
ゆったりとしたカウンター。コンセントも設置されており、ノートパソコンを開いてくつろぐ人も。
看板メニューのエスプレッソ。ブラジル、コロンビア、グアテマラ、スマトラの4 種類のコーヒー豆をブレンドした「オールプレス」ブランドを採用している。このほか店内ではワインも楽しめる。
手作りのガトーショコラ。米粉チーズケーキ、マフィンなども人気。
新潟県上越市の星の谷ファーム産の合鴨農法の源水米コシヒカリやブルーベリー製品も販売。ギフトなどに購入していくお客様も多い。

Rice Grain CAFE

〒408-0041
東京都大田区鵜の木2-15-17
TEL:03-6715-2747
OPEN :11:00 ~ 19:00
定休日: 月・木曜日

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