- 設計担当
- 有限会社アトリエ アーキテック
鶴田 明
設計の大きな課題は、敷地と道路との高低差の解消でした。外部にスロープを設けると駐車スペースが削られるため、エレベーターの導入をご提案しました。それによって2階へも楽に移動できることになったので、オペ室やコンサルティングルームなど使用頻度の低い空間を2階にもっていくことができ、その分、1階の各スペースに余裕が生まれました。併せて、小児用の待合や診療室も2階に配置でき、大人も子供も気兼ねなく受診できる環境が整いました。建ぺい率・容積率の制限が厳しい状況ではありましたが、設計の自由度が高い三井ホームのツーバイフォーの利点を活かすことにより、先生のご要望をすべて実現できました。