
WORKS
豊かな質感に包まれた上質な住まい
NOV.17.2021
家族5人が落ち着いて暮らせる住まいが欲しい。K様が目指したのは、自然素材のここちよい空間に時の流れが豊かな魅力となって蓄積していくような家。そんな光と風と緑に包まれた上質な住まいをご紹介します。
ヘリボーンをモチーフにした印象的なデザイン
ご主人が「ハザードマップで自然災害のリスクをチェックしながら探した」という敷地は、高台にある静かな住宅街の一角。建物の外観は、水平線を強調した落ち着きのあるデザインとなっています。中央部分の棟のみ外壁にヘリボーン貼りのタイルが施され、外観のほどよいアクセントに。門扉も、奥様がヘリボーン柄をモチーフにデザインして特注したとのこと。玄関・車庫側はコンクリート打ち放しとしながら、その脇には植栽を配して、閉鎖的な印象にならないようバランスがとられています。
棟の左側の屋上には、プランターや鉢を配してガーデニングスペースに。緑とともに周囲の景観を一望できる癒しの空間となっています。「この家に暮らすようになってから、ガーデニングが趣味になりました」と奥様。
北欧家具が映える、ナチュラルテイストのLDK
敷地内には傾斜がありましたが、間取りの中央に階段スペースを設けて、高低差をスキップフロアの形で解消しました。LDKは庭に向けて開口部を大きく確保。日差しと緑の景観をたっぷりと取り入れています。「北欧家具が馴染む室内にしたい」というご要望に応え、床はオークのフローリング、窓には木製サッシ、キッチンの面材にはトリュフビーチの突板を選択。リビングの壁にはタイルを貼り、内装は自然な質感を持つ素材で上品にまとめられています。
空間にくつろぎをもたらす間接照明の効果
和室や寝室の天井は折り上げ天井にして間接照明を施しました。夜には柔らかな光で内装の豊かな陰影を浮き立たせ、くつろぎをもたらしてくれます。
タイルを活用して空間に爽やかさと広がりを
玄関ホールと洗面室の床と壁には明るい色調のタイルを採用。さわやかさと広がりを演出しました。
やわらかい光に包まれる吹き抜けの階段ホール
間取りの中央に設けた吹き抜けの階段ホールには、デザイン格子を用いて自然光をやさしく取り込み、空間の印象にメリハリをつけています。
完成形が想像できるイメージパースが決め手に
二区画分をひとつにまとめ、傾斜のある敷地。購入前はどんな家が建てられるのか、想像がつかなかったそうです。その背中を押したのは、三井ホームの設計担当者が描き起こしたイメージパースでした。彩色もされていて"これならいける"と確信を持てたそう。その後は、インテリアコーディネーターも交え、こだわりの家づくりが進んでいきました。「迷ったときには、営業の担当の方にもよく相談しました。若いけれど、とても感じよく話を聞いてくれて。疑問に思ったことはわかりやすく説明して、私たちに寄り添ってくれましたね。とても安心できました」と、ご主人は笑顔で語っていました。
リモートワークに最適なワークスペース
「1階は北欧家具のイメージで内装を計画してもらいましたが、プライベートエリアをまとめた2階は、昔から持っていたビンテージ家具が似合うような、落ち着いた色合いにしたいと思っていました。そこで、床は濃いウォルナット色にして、建具や内装もそのトーンで合わせてもらって。おかげで書斎も思い描いていたとおりの空間に仕上がりましたね。新築後、予想外のコロナ禍に見舞われてリモートワークの日々が始まりましたけど、この書斎があるおかげでストレスなく新しい生活スタイルに移行できました」と、ステイホームの快適さを実感されているご主人でした。