
- インテリアコーディネーター
- 山本 茂美
歯科医院らしい清潔感と暖か味のあるモダンさでまとめました。スロープシーリングの待合室は、照明でその高さを強調したり、低く落ち着きのある部分を作ったり、点灯していない時も美しいオブジェのようなブラケット等、モダンなギャラリーのような空間です。
「治療は患者さんにとって嫌なものなので、嫌なことをする前と終わった後はゆっくり寛いでもらいたいと考え、待合室にこだわりました」というA先生の言葉どおり、A歯科の待合室は清潔感と温かみのある居心地のよい開放空間。また、インプラントの専門治療も行うため、診療室は4台配管でオペ室を独立。患者さんの治療に対するあらゆる要求に応えてあげることが理想の治療と語るA先生は、理想とする歯科治療の実現のために、理想とする歯科医院を建てられました。
歯科医院らしい清潔感と暖か味のあるモダンさでまとめました。スロープシーリングの待合室は、照明でその高さを強調したり、低く落ち着きのある部分を作ったり、点灯していない時も美しいオブジェのようなブラケット等、モダンなギャラリーのような空間です。
歯医者さんの“痛い”“つらい”という感覚をどうしたら排除できるかに腐心しました。“ひらがな”のネーミング。待合室はスロープシーリングで“おおらかに出迎え”、内外装では暖色系のものを使い“前向きな気持ち”にさせる工夫をしています。