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わたしなら、こんな暮らし

MY BORDERLESS STYLE

半田悠人さん前編メインビジュアル
プロフィールカット
建築家、デザイナー
半田悠人さん
ID:@yutohanda
Followers:23.2万人※2023年4月時点

1988年神奈川県生まれ。株式会社デリシャスカンパニー主宰。店舗などの建築設計からグラフィックデザイン、プロダクトデザイン、起業ブランディングまで、生活のあらゆるもののデザイン、設計を手がけている。

自分も家族も楽しむ
ガレージライフ。

自分の好きなことに好きなだけ浸れるガレージという空間に、憧れを持つ人も多いのでは? IZMの〈ガレージキャビン〉なら、その憧れが現実に。広々としたガレージスペースはエントランスからも室内からもアクセスでき、外と中とをうまく使い分けながら作業に没頭できるうえに家族ともゆるやかにつながるボーダーレスな空間。アウトドアを趣味とする建築家の半田悠人さんなら、どう楽しむか。ガレージキャビン、エントランス、オープンシェルフのそれぞれの使い方を聞いてみました。

ガレージキャビンへ愛車を運んで
じっくりと作業。

愛車のバイクは、学生時代に〈tokyobike〉で購入してからずっと乗り続けていて、もう10年以上の付き合いになります。何でも分解したりいじったりするのが好きなので、自宅にガレージキャビンのような作業スペースがあると、手を入れたいときにいつでもできるのがいいですね。この自転車もカスタマイズだらけで、特に気に入っているのは1本の木を削り出して作ったハンドルです。木製だから、寒い時期でも手が冷たくならず、使い込んでもベタベタしなくて手触りがいい。長さもかなり短くしたので、友人には「バランスが取りにくくて乗りづらい自転車」と言われますが、僕はめちゃくちゃかっこいいと思っています(笑)。

自転車をガレージキャビンに運び込む半田さん

自転車に限らず、一度使うとずっとそれを使い続けることが多いです。新製品も好きなんですが、いじったり使い込んだりしながらその物が持つ可能性を探りたい気持ちのほうが強いのかもしれません。車もバイクも、乗り物は何でも好きですが、電子部品がない自転車は手を加えられる箇所が多く、カスタマイズのし甲斐があります。ただ、すごく乗り込んでいるかというとそうでもなくて、通勤時に乗るくらいなので1日5~10分程度。ロングライド? 東京でいうと上野―新橋間、6km弱くらいです(笑)。でも、自転車に乗って風を感じるのが気持ちよくて本当に好きなので、春から秋は楽しみな季節ですね。

半田さん私物の愛車

作業の合間にエントランスでひと息入れる。

いったん物を分解したりいじり始めたりすると、時間を忘れて没頭してしまいます。気が済むまで作業を続けたいので、ガレージキャビンとつながるエントランスに椅子を置くだけで、ひと息つける場所ができるのは重宝しますね。集中力やモチベーションは切らさず、でもちょっと目線が変わるというちょうどいい距離感だと思います。あと、車を横付けできるエントランスというのも、ポイントが高いです。ホームセンターで買い込んだ部材や工具、趣味のアウトドアグッズなどは大量の荷物になりがちなので、一気にガレージキャビンへ運び込めるとスムーズに作業が始められますから。

エントランスでコーヒーを楽しむ半田さん

コーヒーはよく飲んでいます。夏以外は、ホットで飲むことが多いですね。保温性の高いステンレスマグも使いますが、こうして面白い素材や形のマグカップを目にすると、「これはどうなってるんだろう?」と、つい手にとって触らずにはいられない。そうして衝動買いしたマグカップが10個ほど溜まってしまいました。彼らには、あまり出番は回ってこないんですけどね(苦笑)。こう話すと、普段もずっと作業場にこもっているようですが、どうしてもアイデアに詰まったらきっぱりとやめます。外の空気を吸ったりおいしいご飯を食べに行ったりして、思いっきり気分転換すると、やる気がチャージされますね。

コーヒーを飲む半田さん

ガーデニング生活を家族とともに楽しむ。

大好きな渓流釣りで使う道具やアウトドアグッズ、最近ハマっているガーデニンググッズなどは、オープンシェルフに収納するのがベストだと思っています。出し入れしやすく、何があるか一目でわかり、整理もしやすいと、使い勝手の良さは言うまでもありませんし、お気に入りのものが詰まったディスプレイスペースとしても活用できますよね。最近、挿し木がマイブームで、アンティークデザインのじょうろを見つけて購入しました。たとえば、こうしたものをオープンシェルフに置いておくと、水やりのモチベーションが上がりますし、自分だけでなく一緒に住む家族も、ガーデニング生活そのものを楽しめると思います。

オープンシェルフを整理する半田さん

夏になると、キャンプに行きたくなりますね。野外といえど、きちんとした料理を食べたい派なので、調理道具もたくさん持っています。渓流釣りのルアーしかりですが、アウトドアグッズや工具には細かいものも多い。だから、つい隠したくなりますが、住宅設計的には戸棚にしまうと入れっぱなしになって忘れやすくなると言われているので、見せる収納で管理していくことをおすすめします。こうやってグッズを整理していると、やりたいことがどんどん浮かんできます。前回のキャンプでは、バウムクーヘン作りに挑戦して見事に失敗したので(笑)、今年はぜひリベンジしたいですね。

オープンシェルフ
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後編 家は自分の過ごし方を実現する空間。
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