社員エピソード
住宅営業
石垣 夏帆
※インタビュー当時
CAREER
文学部 史学科 | 住宅営業(神奈川) |
2016年 入社 |
職種紹介
01
お客様との出会い
モデルハウスでの接客や、お客様・法人団体からのご紹介によってお客様との出会いがあります。住まいづくりのパートナーとして私たちを信頼していただけるよう、対応力や人間的な魅力を真撃に伝えます。
営業担当
02
ディスカッション
お客様にとって「住まいづくり」は人生の一大イベントです。お客様のご要望をお聞きし、夢やライフスタイル、価値観などを共有します。徹底的に対話を重ね、隠れたニーズや想いを引き出し、イメージを具現化します。
営業担当
設計担当
03
プラン作成・プレゼン
じっくりとディスカッションした内容をもとに、平面図、外観パース、インテリアイメージ、エクステリアイメージなどをご提案します。お客様にとって住まいづくりは一生に何度とないお買い物。お客様が納得できるよう、こだわりのプラン作成を行います。
営業担当
設計担当
04
ご契約・詳細打ち合わせ
晴れてご契約いただいた後は、着工を目指して設計の細部を詰めていきます。外観・間取りに加え、スイッチやコンセントの位置などの細部、キッチン・家具・照明・カーテンなど、完成後の快適で豊かな暮らしを一緒にイメージしながら決めていきます。
営業担当
設計担当
工事担当
05
着工・お引渡し
いよいよ着工へ。基礎工事、建方工事、内・外部の造作工事を行い、三井ホームの社内検査とお客様検査の竣工確認を終えれば、いよいよお引渡しです。お客様の喜ばれる姿やご家族の幸せを形にできた喜びで、私たちもまた幸せな気持ちになります。
営業担当
設計担当
工事担当
06
アフターフォロー
お客様が新生活をスタートさせた後は、折りにふれてご訪問して暮らし心地を伺う他、日常的なアフターサービスが行われます。お客様との関係は、完成した家を引渡したら終わりではありません。その住まいでご家族が新たな生活をスタートさせてから「一生涯のお付き合い」が始まるのです。
営業担当
設計担当
工事担当
難題が折り重なり
途方に暮れた日
お客様の理想の住まいを目指して奔走するのが、三井ホームの営業です。時には建設にあたって浮上した課題を、住宅営業の枠を超えて解決していくこともあります。私が新人の頃に担当することになったある案件も、その典型例でした。それは、お客様がご希望エリアで2年ほどかけてようやく確保された土地に三井ホームの家を建てるというものでした。当初から懸念していたのは、その土地の端にあった2メートルの古い擁壁の存在でした。
不安は的中しました。まず、擁壁工事で隣の敷地を借りる必要があることが判明。次に隣の方に擁壁設置後の住宅完成イメージを見せると日照への影響を気にされ、それをクリアするにはお客様ご希望の間取りの変更が必要だと分かったのです。さらに役所からも擁壁下の雨水の排水方法について厳しい要求が出されました。私はこれらの折り重なった難題をクリアして着工まで導く道が見つからず、自分の知識不足と力の無さを痛感し、打ちひしがれました。
周囲に助けられて
解決の糸口が見える
問題の複雑さに思い悩んでいた私を救ってくれたのは、周囲の仲間の協力でした。特に上司は強力にフォローしてくれました。「終わりのない問題はないが、一人で抱えていては前に進めないよ」と、まずは話を聞いてもらいながら私が営業としてこれから取るべき解決の手順を示してくれたのです。その指導に従って、社内の設計担当や工事担当、設備業者、宅地造成の方々と打ち合わせを重ねる度に有効な助言を得ることができました。また、上司には現地の近隣や役所に何度も一緒に足を運んでもらいました。そこでは相手が納得できる落とし所を探る交渉を手伝ってくれました。
このように一つひとつの問題に背を向けず、真摯に向き合っていくうちに、徐々に絡み合った紐がほどけるかのように解決のゴールが見えてきました。そして最終的に誰もが満足する内容が固まり、とうとう着工にこぎつけたのです。たくさんの障害を乗り越えた末のお引渡しは万感胸に迫り、思わず涙が流れました。
ある1週間の流れ
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 |
朝礼 チームミーティング 営業所会議 昼食 契約後顧客 打合せ キッチン ショールーム案内 デスクワーク 商談準備 帰宅 |
休み | 休み |
計画地調査
顧客訪問・雑談
昼食
デスクワーク
商談準備
顧客訪問
設計担当と 打合せ 帰宅 |
顧客自宅商談 現地直行 昼食 商談準備 新人と接客練習 事務処理 帰宅 |
契約後顧客の 中間見積もり確認 昼食 モデルハウス接客 電話・メール営業 帰宅 |
顧客アポイントメント 街なかモデル案内 土地案内 昼食 商談 帰宅 |
感動して泣くことは
これからも続く
仕事がうまく前に進まなくて悔し涙が流れたこともあります。でも、この案件のように嬉しさや感動で流す涙の方が圧倒的に多いです。ある案件で、何度も重ねた商談が終わり、お客様が三井ホームで建てることを表明された際に、「もしも石垣さんが競合メーカーの営業だったら、そのメーカーに決めていた」とおっしゃっていただきました。その時は、お客様の目の前で思わず号泣してしまいました。
そんな心の奥底から湧き上がる感情による涙は、この先に何百棟もの住まいのお手伝いを経ても、枯れないことでしょう。もともと私自身が感激しやすいタイプということもありますが、三井ホームの営業をしていると常に新しいお客様との出会いがあります。注文住宅なので、これから建てる住まいのイメージを丹念にお聴きすることで、お客様それぞれの異なる暮らしや家族に対する色々な想いに接することができます。ですから、三井ホームの営業は、どれだけ年月を重ねても飽きることのない仕事だと言い切れるのです。