熊本県 N様邸 | 満ち足りた時を刻む家 | 戸建住宅 | 〈公式〉三井ホーム(注文住宅、賃貸・土地活用、医院・施設建築、リフォーム)

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2016年撮影

歴史を刻んだ大木に抱かれ、穏やかに成熟を重ねる家。
1995年竣工 熊本県 N様邸

トラディショナルな切妻屋根にハーフティンバーの白い外壁が美しい外観デザイン。訪れる人を包み込むように迎える、レンガタイルを施した大らかな玄関ポーチ。代々残された古い木立の中に建つN様邸は、今も施主様をはじめとした住まいづくりに携わった人々の想いや情熱を宿しながら、21年という時の流れによって味わい深い経年美を醸し出しています。モダンなテイストや和のエッセンスを加え、オーセンティックな中にもエッジを効かせた落ち着きのあるインテリアは新築当時のまま。フローリングや階段、建具、造作材など、ふんだんに使われた上質な木材が歳月を経て深みを増し、くつろげる雰囲気を演出しています。

家具はもちろんのこと、カーテンや壁紙、壁の絵の配置まで新築当時のままです。歳月を重ねて深まる暮らしを楽しんでいます。

建て替え前の家は、親の代から長く暮らしていましたが、傷みがひどくなって度々修復を重ねていました。住めないほどではないのでどうしようかと考えたある日、参考のために主人と住宅展示場へ見学に行ったのです。そのときに見た三井ホームのモデルハウスは、2階が回り廊下になった建物で室内もとても素敵でした。声をかけていただいた営業担当者がとても感じのいい方で、あの方なら信頼できるし、頼んでみたいねと主人と話して、後日、三井ホームで家を建て替えることに決めたのです。現在のわが家を担当されたスタッフは偶然にも、建築家、インテリアコーディネーター、大工さんにいたるまで、私たちが見たモデルハウスの担当スタッフと同じ方々です。当時を振り返ると、みんなで良い家をつくろうという熱い心を持ったスタッフの方々に恵まれたのだと思います。住まいづくりでも人との出会いというものはとても大切で、私も心置きなく意見や希望を伝えることができました。仕事の合間を縫って打ち合わせは半年近くかかりましたが、今思うと実に楽しくて充実した日々でしたね。

庭木を生かすように設計されたN様邸の美しい佇まい。生い茂った緑の木漏れ日が、建物に表情を与えている。

庭にあるエノキの大木は私がこの家に嫁いだときからありました。主人が小さい頃によく登っていたと母から聞いていましたし、大切な木でしたから、庭とともに上手に生かして家を建てました。熊本地震のときには停電や断水にもなりましたが庭も家も問題なく、むしろ家にいるほうが安心で、避難所へ行く必要もありませんでした。震災後すぐに全国の三井ホームさんから安否確認のお電話をいただき、素早い対応に驚くとともにたいへん心強かったです。

ドーマーのあるリビングの勾配天井。

階段下に設けられたウェットバー。

傍らに書斎や小さなシンクが配置されたご夫妻の寝室。

21年前の設計とは思えないモダンで機能的なキッチンは奥様のお気に入り。

この家で私が一番こだわったのはキッチンです。インテリアコーディネーターの方へお願いしたのは、働きやすい動線で、魚をさばくためにシンクを広く、家事の最中に家族の顔が見えて会話ができ、華美な装飾がなくスッキリまとまっていることです。竣工時にはシェフをお呼びし、現場の大工さんも含め住まいづくりに携わった方々を全員お招きし、自宅でわが家の新築パーティーを開きました。広々として使いやすいキッチンをつくったおかげで、シェフの方にも存分に腕を振るっていただけました。

主人の姉がつくった藍染め作品を、姉の夫が額装に仕立ててくれました。それらを玄関から廊下、リビングやダイニングなど家中に飾っています。藍染めは年数が経つと少しずつ色が変化して深みが出てきますから、この家のインテリアとして、ますますふさわしくなってきました。私にとって家とは仕事を忘れ、安らいでほっとする場所ですね。外にいるときはつねに人と話したりする必要がありますが、家ではひとり静かに過ごせますし、座っているだけでほっとします。

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