山梨県 M様邸 | 満ち足りた時を刻む家 | 戸建住宅 | 〈公式〉三井ホーム(注文住宅、賃貸・土地活用、医院・施設建築、リフォーム)

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2016年撮影

珠玉の名曲とともに、熟成の美を奏でる佇まい。
1988年竣工 山梨県 M様邸

富士山を望む甲府の住宅街の一角に堂々とした佇まいを見せるM様邸。1階正面のエントランスポーチとテラスに設けられたリズミカルに連なるアーチ、凝った造形美のルーフデザインが住まう人の美意識やこだわりを表現しています。300坪のゆったりとした敷地内には、玄関のアプローチを境に建物向かって左手に和風庭園、右手に芝生のある洋風庭園が広がります。さらに瀟洒な建物の奥には中庭に面して、40畳の広さを持つコンサートホールのようなオーディオルームが鎮座。歌を歌い、楽器を演奏し、編曲もこなすアマチュア音楽家でもあるM様は、築28年を迎える住まいの中で、変わることのない音楽中心の暮らしを楽しんでいます。

わが家を建てた一番の目的は、理想のオーディオルームの実現でした。
ここでは楽器の弦を緩めるようにくつろげます。

35年ほど前、旅先のドイツで見た家に魅せられました。それが心に残り、わが家の外観のモチーフになったのです。家づくりではオーディオルームをつくるのが夢でした。単に音楽を聴いたり、歌ったり、楽器を演奏するだけでなく、50人ぐらい収容できるコンサートホールにしたかった。それで劇場のような内装で40畳の広さを確保したのです。家づくりの際、はじめに自分で大まかな図面を描きました。まずはオーディオルームの位置を決め、中庭を挟んでお風呂、トイレ、リビング、キッチンといった具合です。着工後は何よりもオーディオルームを優先して仕上げ、それから生活に必要な空間を加えていったような感じです。ですからこの家で一番こだわったのがこの部屋ですね。音響を考えて床下に1メートルのコンクリートを打設し、壁の中や開口部など防音対策もしっかり施しています。音が良く響くよう、壁の一部に床材を斜めに貼ったり、壁と天井の境をアール状に仕上げていただきました。ところがスピーカーを鳴らしてみると音が響きすぎるので、吸音材やカーペットで部屋の響きをコントロールしました。

ハイエンドなオーディオ機器が多数置かれた理想の音響空間は、オーディオ専門誌に取材されたこともある。

棚にはソプラノ歌手の次女が受賞した栄誉の数々が飾られている。

三井ホームを選んだ理由は耐震性に優れた構造と安心感です。実際に地震が起きても1階にいるとほとんど揺れを感じないですね。特にオーディオルームだけはツーバイシックスを採用していますから、「大地震が来たらこの部屋に逃げ込めば安心」と家族に言ってあります。使う機会は少ないもののフォーマルな応接室が必要だったので、来客者をすぐに案内できるよう、玄関ホールのすぐ脇に設けました。部屋にはパソコンを置き、休日には書斎代わりに使うこともあります。

室内の随所にステンドグラスや絵画が見られる。

イタリアの教会などで見られるステンドグラスは、住まいの窓に入れると重厚感が増しますよね。そんな憧れから随所にステンドグラスを入れました。次女がイタリアでソプラノ歌手になったのも、少なからずこの家の影響があるように思えます。吹き抜けは本来、玄関ホールに設けるのでしょうが、2階に部屋を確保するため玄関の奥に設けました。大きなシャンデリアは私のイメージどおりです。廊下の絵画のコレクションをはじめ、世界中を旅した思い出の品々を飾っています。

当時を回想すると、家づくりの過程はとても楽しかったですね。家を建てている間は毎日、工事現場を見に行きました。その度に少しずつ出来上がっていく様子を見るのは嬉しいものです。建ててからもう30年近くこの家で暮らしているわけですが、今も十分に満足していますし、直したい箇所はまったくありません。外で仕事をしているときは帰宅するまで気持ちが張り詰めていますから、私にとって家とは楽器の弦を緩めるようにくつろげる場所ですね。

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