ニュースリリース

2013.04.25
三井ホームグループ「デザイン・フォーラム2013」開催

アンド・アース

三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、社長:生江隆之)は、4月22日(月)に、「デザイン・フォーラム2013」を日本橋三井ホールで開催し、グループ社員や関係取引先、マスコミ関係者、合わせて約700名が参加しました。
「デザイン・フォーラム」は、三井ホームグループ全体のデザインを軸とした活動体である「デザイン・コンファレンス」の5つの活動のひとつで、グループ各社の研究・事例の発表を通して、デザインのノウハウや情報の共有化を図る場となることを目的としています。
2006年度より毎年開催しており、今年度は「パーソナルデザイン×地域環境デザイン」を共通テーマに、関係会社5社が研究発表や事例紹介を行ないました。三井ホームグループでは、今回のテーマを住まいのあるべき姿と捉え、当社の「暮らし継がれる家」を実現するための応えの一つであると考えています。三井ホームグループは、今の社会に何を創造し、次の社会や世代に何を残していくべきかを考え、社会貢献にもつながる家づくりを目指して参ります。
基調講演では、コミュニティアーキテクトの宇杉和夫氏(中国・西安交通大学客員教授)をお招きし、個と地域のデザインに理想のデザインと地域のリアリティを結ぶための、コモンデザインのあり方を日本の街づくりに活かした事例などを中心にお話いただきました。
また、特別講演では、スペイン・バルセロナ在住で、アントニ・ガウディの建築サグラダ・ファミリアの彫刻に携わり活躍されている彫刻家の外尾悦郎氏にインターネット中継でご講演いただき、現地と会場をつないだ質疑応答の時間も設け、サグラダ・ファミリアの彫刻にまつわるエピソードや、ものづくりへの思いなどを語っていただきました。

デザイン・フォーラムの様子
デザイン・フォーラムの様子
会場
会場
生江社長挨拶
生江社長挨拶

~ 「デザイン・コンファレンス」とは ~
三井ホームグループ全体のデザインを軸とした活動体で、「デザイン・フォーラム」のほか、「デザイナーズポケット」「デザインアカデミー」「設計塾」「デザインコンペ」の5つのアクションを行っています。

実施概要

1.グループ各社の発表
従来共に活動して参りました、(株)三井ホームデザイン研究所、三井デザインテック(株)、三井不動産リフォーム(株)(昨年三井ホームリモデリング(株)より名称改め)に加え、三井不動産レジデンシャル(株)も参画し、当社を含め5社が共通テーマに基づき発表いたしました。

発表の様子
発表の様子

2.実例作品の展示
会場には、三井ホームが1986年より行っている「ハウス・オブ・ザ・イヤー」の受賞作品の他、グループ会社のグッドデザイン賞受賞事例を含む37作品を展示し、デザインの共有化を図りました。

ホワイエにて優秀作品の展示
ホワイエにて優秀作品の展示
ホワイエにて優秀作品の展示

3.講演

基調講演:コミュニティアーキテクト 宇杉和夫氏(中国・西安交通大学客員教授)
特別講演:アントニ・ガウディ建築サグラダ・ファミリアの主任彫刻家 外尾悦郎氏

(過去にお招きした講演者)
2011年度 堀木エリ子氏 (和紙作家)
2010年度 挟土秀平氏 (左官職人)
2009年度 中村好文氏 (建築家)
2008年度 伊東豊雄氏 (建築家)

宇杉先生による基調講演
宇杉先生による基調講演
インターネット中継でバルセロナから講演された外尾悦郎氏
インターネット中継でバルセロナから講演された外尾悦郎氏
インターネット中継でバルセロナから講演された外尾悦郎氏

アンド・アース」ロゴについて
三井不動産グループでは、グループのロゴである「アンド(アンド)」マークに象徴される「共生・共存」、「多様な価値観の連繋」の理念のもと、グループビジョンに 「アンド・アース(アンド・アース)」を掲げ、当社グループのまちづくりが常に地球とともにあることを認識し、人と地球がともに豊かになる社会をめざしています。
アンド(アンド)」マークの理念とは、これまでの社会の中で対立的に考えられ、とらえられてきた「都市と自然」「経済と文化」「働くことと学ぶこと」といった概念を、「あれかこれか」という「or」の形ではなく、「あれもこれも」という形で共生・共存させ、価値観の相克を乗り越えて新たな価値観を創出していくもので、平成3年4月に制定されました。

本件に関するお問い合わせ先

三井ホーム株式会社 広報部 広報グループ : 03-3346-4649

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