[精鋭チームが導くプレミアムクオリティ]
家族への想いが溢れる、胸が躍る邸宅〈前編〉
岐阜県T様邸

2023.03.22

MITSUI HOME PREMIUMは、住まいづくりを担う経験豊かなスタッフを要としています。設計前の初期段階から、営業担当をプロジェクトリーダーとして、設計士、インテリアコーディネーターを含めた専任のチームを編成。スタッフが一丸となり、お客様に寄り添いながら、理想の住まいをカタチにしていきます。
今回は、岐阜県にあるMITSUI HOME PREMIUMの住まいを手掛けた3人のエキスパートの声から、究極のレジデンスを叶えていく秘訣に迫ります。オーナー様の家族に向けた温かな想いを大切にしながら、細部に工夫を凝らしました。MITSUI HOME PREMIUMの好例がここにあります。

対話を重ね、施主の想いを見極めていく。

リビングとダイニングの間に位置するホワイエ。

岐阜県にお住まいのT様ご夫妻が、自邸の建て替えを考え最初に訪れたのは、名古屋市内の総合住宅展示場です。各社のモデルハウスを見比べながら、三井ホームの注文住宅に足を運んでいただきました。気に留めていただけたのでしょうか、そのおよそ1ヶ月後、再訪いただくことに。三井ホームの営業担当、坂元剛志は、最新のモデルハウスの気に入っていただけた点や、新居を建てる際の要望をふまえて耳を傾けます。
「T様の思い描く住まい像が、MITSUI HOME PREMIUMの世界観に通じると考えました。その最高峰の住まいづくりを提案し、ご家族の背景なども含めて深くお話しを聞きました」
プロジェクトリーダーを担う坂元は、ヒアリングと同時に設計士とインテリアコーディネーターを選任しチームを編成。後日、チームでT様がお住まいになっている岐阜県に通いました。
敷地の測量や地盤調査とともに周囲の環境も鑑みて、設計士の小枝政由は初見で描くべき基本的な空間特性を見出します。
「周囲に住宅が密集していることもあり、敷地の奥まで陽光が入りにくい条件だと感じました。そこで自然光を上手く取り込むことが肝要かと。光が降り注ぐ空間が人を誘うような構造を、基本プランとしました」
完成した邸宅を見ると、玄関を吹き抜けとし、そこから天井を低く抑えたホールが、北側上部に窓を配した階段室へと続いています。そして邸宅の中心ともいえる2フロア分の窓を擁する吹き抜けのホワイエが、階段室の南側に広がっています。2方向から階段室に差し込む自然光によって、先に続く空間への想像が膨らむレイアウトです。来訪者にもご期待いただけるような構造は、もてなすことが大好きなご主人の意図とも合致していました。

採光に工夫を凝らした階段室。階段自体は、手すりをスケルトン仕様に。最下段に2段のステージを設け、そこから通常より厚めの黒い踏み板を連続させることで浮遊感を強調。下段のステージには間接照明も。

入り口からの構造は、設計のプランニング前に、T様ご夫妻にも内覧いただいた、MITSUI HOME PREMIUMのモデルハウスの構造も参考としています。チームはご夫妻とともにモデルハウスに同行。隅々までご案内し、ご夫妻の理想をスタッフ全員で共有していきました。
同チームのインテリアコーディネーター、駒木総子はこう振り返ります。
「モデルハウスの内覧前後から、ある程度インテリアプランをご提案していました。モデルハウスで体感され、ご記憶いただいたことが理想のお住まいと繋がるように。結果的に、最初に提案した照明器具や家具がそのまま採用されたケースも多くあります。一方で、住空間に関する様々な要望を、何気ない会話からも引き出していきました」

なかでもT様ご夫妻が強く望まれていたことが、親族が集まって寛げる空間であること。普段はご夫婦の二人住まいですが、年末年始やお盆には、親族が20人ほど集まるそうです。そのための工夫が2フロアの随所に見られます。

集いの場所、帰りたくなるホームに。

ダイニングエリア。

吹き抜けのホワイエの両翼に、リビングとダイニングがそれぞれ配されたレイアウト。全館空調を取り入れ、扉を設けない開放的な構造となっています。これも、ホームパーティーを開く際に、集まった皆さんが自由に行き来できるようにするため。リビングからテラスに出て、きらめく水盤を眺めながら寛ぐこともできます。小さなお孫さんは、水盤で水遊びをすることも。

水盤のあるテラス。

2階の一画は、ファミリールームとしてソファーベッドが置かれたウッドフロアと、小上がりの畳スペースが設けられました。それぞれ襖戸と収納式の引き戸を設けることで、各スペースが個室に。寝泊まりする際、家族同士のプライバシーが保てる配慮がなされています。

2階のファミリールーム。

大人たちが和やかに宴席を楽しみ、子供たちが思う存分遊べる空間に。親族の方々が、帰ってくることを心から楽しめる、かけがえのない場所としてのMITSUI HOME PREMIUMが完成しました。そしてさらに、T様のお母様への想いが込められた「仕掛け」がこの邸宅には用意されています。
>>次回へ続く。

  • 坂元 剛志

    坂元 剛志

    [営業/プロジェクトリーダー]

    2002年 三井ホーム入社
    2010年よりモデルハウス店長、営業所長を経て
    2022年より三井ホームプレミアム八事レジデンス勤務

  • 小枝 政由

    小枝 政由

    [一級建築士]

    1985年 三井ホーム入社
    1993年 一級建築士登録
    2008年 三井ホーム名古屋支店
    2016年 三井ホームデザイン研究所所属 

  • 駒木 総子

    駒木 総子

    [インテリアコーディネーター]

    1995年 三井ホーム入社
    2001年 インテリアコーディネーター取得
    2002年 二級建築士取得
    2005年 インテリアコーディネーターとして三井ホーム所属

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