テクノロジー

免震・制震システム 優れた耐震性にさらなる安心。

免震システムM−400の施工実例

趣のある閑静な住宅街にあって、“邸宅”と呼ぶに相応しい堂々たる佇まいのY様邸。この住まいには、阪神・淡路大震災に遭遇されたY様ご夫妻の「家を建てる際は、免震住宅にしたい」との考えが反映されています。ご夫妻は、住宅メーカー各社の免震システムを調べ、比較検討。そして出した結論は、積層ゴムなどと比べてボールベアリング支承が最も信頼性が高いということ。そして、免震装置に制限されず、間取りや外観が自在にデザインできる三井ホームの設計対応力の優位性でした。モデルハウスで魅了された美しい外観に、希望通りの間取り、インテリア、そして免震システムの「強さ」を搭載した家で、家族全員が安心して暮らせる喜びをかみしめているY様ご一家です。

地震の揺れをさらに吸収する「免震システムM-400」

基礎と上部構造の間に、ボールベアリング支承とオイルダンパーからなる免震装置を取り付けた「免震システムM-400」。 もともと高い耐震性を誇るプレミアム・モノコック構法ですが、このシステムは、地震の揺れをさらに吸収し、恐怖感や不快感をやわらげ、家具の転倒などから大切な生命や財産を守ります。国土交通大臣の免震システム認定も取得済で、3階建住宅や併用住宅にも採用が可能です。

<三井ホームの免震システム概念図> ※ お客様のご希望プラン・地域・敷地・地盤条件等により対応できない場合があります。詳しくは営業担当にご確認下さい。
免震システム

実大実験で証明した優れた免震効果

「M-400」の免震効果を検証するための実大加振実験では、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)で実際に観測された神戸海洋気象台観測(90kine※1)を三井ホームの住宅に入力(3軸加振※2)。家具の固定や耐震ラッチが施されていない状態に対して免震システムを装着した実験では、家具の転倒はおろか、テーブル上の一輪差しやワイングラスすら倒れず、地震の揺れを最大861gal※3から150gal(1/5以下)に低減する優れた免震効果を実証しました。

※ 三井ホームの「免震システムM-400」は、地盤特性や装置のチューニング状況などにもよりますが、地震力を1/10に低減することが可能です(解析値)。
※1 カインと呼びます。速度の単位(cm/sec)。90カインの地震は、1秒間に90センチ物体を移動させるスピードを持ちます。
※2 東西、南北、上下の3方向から振動を加えること。実際の地震では上下動と水平方向の揺れがあり、これを忠実に再現するために行われます。
※3 加速度を表す単位(cm/sec2)。地震による揺れの激しさを表す指標として用いられ、1秒間でどれだけスピードが速くなる(遅くなる)かを示します。

制震壁「バックス(VAX)※1」を用いた次世代耐震技術

三井ホームでは、耐震性に優れたプレミアム・モノコック構法に、さらなる安心をプラスする制震デバイス「バックス」を独自開発しました。 これは特殊ダンパーを有する制震デバイスを室内壁に設け、建物の2階床以上の揺れを、繰り返し熱エネルギーに変換、抑制する仕組みです。

地震エネルギーの吸収性が高く、大地震ほど揺れを低減し、揺れの減衰(収束)を速やかにし、何度でもその性能を持続します。 1階から2階への揺れの伝播を抑制する性能は、2階建ての耐震等級3の建物に比べ、2階床の揺れが最大40%程度に留まります。「バックス」は都市部の密集地で見られる、奥行きに対して間口が狭い3階建て以上の建物の体感震度を和らげる事にとりわけ効果が期待できます。 進化した木造壁構法「プレミアム・モノコック構法」に、「バックス」を組み込むことで、一段と高い安心「次世代の耐震技術」をご提供できます。

※ 「バックス」の設置は施工エリアが限定されます。
※1 VAXは、Vibration Absorbing Xbar(バイブレーション・アブソービング・クロスバー)の頭文字です。
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