CASE 13:バリの風が吹き抜ける家(大阪府 N様邸)
住まいに対する明快な考えを持つご夫妻からの要望を、クリエイティブパートナーが受け止め、そこに新しい視点を加えて提案する形で進んでいった家づくり。バリの住居のように大屋根の下に開放的な空間を創るとともに、旧宅の記憶をデザインに取り込んでいます。

プロジェクトリーダー

澤本 秀樹

インテリアコーディネーター

清水 慶子

建築家

(有)アトリエ・フォー 竹内 博

エクステリアデザイナー

(有)パセリデザイン 宮田 悟・森 奈月

建物のバリ的空間として提案したのが、緩勾配の大屋根。屋根をなぞったダイナミックなスロープシーリングの下に、展開させたリビング・ダイニングです。バリの住居のような開放的なリビング・ダイニング空間が広がり、心地よさを叶えています。
ダイナミックなスロープ天井には、割いてステインオイルで深い色合いに仕上げた天然素材の「薩摩葦」を使用し、大らかな広がり演出しています。かつてこの場所にあった洋館の照明器具を玄関や寝室で用いたことで、旧宅の記憶を留め、家への愛着を深めています。
大ヤシの木をシンボルツリーにして構成したフロントヤード(前庭)。門扉、丸窓、門扉に続く壁の装飾と、アクセントポイントを左右バランスよく配置しています。それらが、波型の瓦屋根と相まって、どこか南の風を感じる風景を創出しています。