| 「M−400」について |
| 1. 免震システム「M−400」の基本構造 |
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| 装置の種類: |
転がり方式免震支承 |
| 基本構造: |
水平方向の揺れを吸収する「ボールベアリング支承」と、基礎と建物とのずれを抑制する「オイルダンパー」の組合せで地震力を低減します。 |
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「ボールベアリング支承」 |
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建物基礎に設置する円錐状の受け皿と、建物に取り付けるボールベアリングで構成されます。ボールベアリングの摩擦係数はμD=0.017と極めて小さく、平常時には円錐状の受け皿の中心(最下点)に位置していますが、地震時には受け皿の上面を転がって、建物に地震力が伝わるのを防ぎます。
地震が止まると、自然に元の位置に戻るように設計されています。 |
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「オイルダンパー」 |
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シリンダーとピストンで構成され、一方を建物基礎に、他方を建物に取り付けます。ピストンが伸縮する際に発生する抵抗力によって地震力を減衰し、ボールベアリング支承の変位(建物と基礎の間の変位)を制御する働きをしています。 |
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| その他特徴: |
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「M−400」は、上部構造の重量に左右されず免震効果を発揮でき、設置のための床構造や基礎構造の大幅な設計変更が必要ありません。 |
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固有周期がなく、さまざまな地震に対応します。 |
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軽量の建物(住宅)に最適です。 |
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| 免震効果: |
地震力を5分の1から3分の1に低減(構造計算、応答解析、実大実験による)し、室内の家具の転倒を防止します。 |
| 対応階数: |
システム認定は平屋・2階建(免震システム自体は個別評定により3階建にも対応します) |
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| 2.システムの改良点 |
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(1) |
国土交通大臣の免震システム認定の取得により、評価費用・設計を軽減し申請時間を短縮できます。 |
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(2) |
建築場所の地盤状態に最適設計が可能となるよう、支持荷重と受け皿の大きさが異なる支承部と、減衰特性の異なるオイルダンパーを複数種類用意しました。また、併せて生産の合理化によりコストダウンを図りました。 |
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| 3.免震システム認定について |
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認定番号: |
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MNNN―0691 |
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構造方法または建築材料の名称: |
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三井ホーム免震住宅システムM−400における構造方法 |
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構造方法または建築材料の内容: |
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法第20条第二号に掲げる建築物(超高層建築を除く)に係る構造方法 |
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| 4.今回の振動実験結果について |
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上部構造: |
4.55m×4.55m平面、高さ6.70m 外装材なし・内装仕上げ・置き家具 |
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実験の概要: |
免震装置付で神戸海洋気象台観測波(90kine)加振
非免震(当社標準:耐震等級3)で同観測波(90kine)加振 |
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実験の結果: |
・免震装置付では、家具などの転倒がないことが確認されました。
・ 間口が狭く高さのある建物でも本免震装置が有効に働きます。 |
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| 5.新システム発売時期 |
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2003年8月を予定(8月出荷分から装着可能です) |
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| 6.販売地域 |
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沖縄を除く全国 |
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* 液状化が起きやすいなど地盤状況によって設置できない場合があります。 |
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| 7.三井ホームの免震住宅への取組みと「M−400」開発の経緯 |
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当社は1986年に免震システムの研究を始め、1987年12月に積層ゴムによる免震構造を開発、1989年6月には、積層ゴムによる初の木質系戸建住宅免震構造が建設大臣認定(当時の法38条に基づく個別認定)を受け、免震構造住宅「M−300」として発売いたしました。 |
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1995年1月の阪神・淡路大震災発生後、1996年2月に鹿島と共同でボールベアリング支承とオイルダンパーによる免震構造を開発、建設大臣認定(当時の法38条に基づく個別認定)を取得。翌年9月から免震システム「M−400」の販売を開始しました。 |
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「M−400」採用第一号は、当社のコンピュータ事務センター(東京都稲城市)で、1996年7月に竣工しています。 |
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「M−400」は、鹿島が免震床用に開発した技術と、当社の木構造技術の組合せによって開発しました。 |
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そのほか、免震家具も発売しています。 |
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