環境負荷の少ない企業活動

「環境ビジョン」実現を目指して

三井ホームグループは、事業活動を進める上で環境関連法令を遵守します。また、事業活動による環境負荷の低減を図るためエネルギー使用量の把握と削減に努めていきます。

事業活動による環境負荷の低減

オフィス・モデルハウスおよびグループ会社(本社、工場等)におけるエネルギー削減と、自動車や物流(トラック)のエコドライブ推進による燃料削減を推進しています。

省エネ法、温対法への対応

三井ホームはエネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)における特定事業者および、地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)の特定排出者に該当します。オフィスとモデルハウスにおけるエネルギー使用量およびCO2排出量は下表の通りです。今後も削減に努めていきます。

省エネ法、温対法に基づく報告(エネルギー把握と削減)
エネルギー使用量一覧
エネルギー使用量一覧
2020年度 エネルギー使用量(GJ) 原油換算値(kl) CO2排出量(t-CO2 エネルギー原単位
オフィス関連 52,350 1,350 2,316 0.0326(kl/m2
モデルハウス 26,386 681 1,096 5.980(kl/棟)
合計 78,736 2,031 3,412 -
温対法に基づく実排出量。

オフィス等での環境活動

  • 節電への対応

    三井ホームでは前年度に引き続きクールビズを継続して実施しました。また、オフィスでは不在箇所、時間外の照明・空調の削減等を推進し、節電に努めました。

  • 照明の省エネ化

    三井ホームでは各拠点・モデルハウスでのLED照明の導入を推進しています。オフィスでは時間外の打合せコーナー、未使用箇所の消灯を進めるなどにより電力量の削減に努めています。

  • 空調の省エネ化

    三井ホームでは、空調を適切な室温に設定するとともに、照明同様に不在・未使用箇所の空調の運転抑制等により、電気使用量の削減に努めています。モデルハウスでも、不在時に空調のセーブ運転にするなど省エネ化を推進しています。

  • エコドライブの推進

    三井ホームグループでは、営業車や工事車両に対して、エコドライブを推進しており、駐停車時のアイドリングの禁止や車内の整理整頓などを呼びかけています。また、リース期間終了車両のエコカー等への切り替えを推進しています。

  • エコキャップの収集

    2008年9月よりペットボトルのキャップを集め、資源の再利用・社会貢献活動に取り組んでいます。
    2021年3月時点、集めたキャップ累計は約126万個で、9,449kg-CO2の削減効果がありました。

    収集されたエコキャップ
  • 紙資源の再利用

    本社を含む一部の拠点では、定期回収ボックス型機密文書廃棄システム「保護(まもる)くん」を採用しており、回収された廃棄済み機密文書類はリサイクル処理され、再生紙の原料となっています。また、多くの拠点でコピー機に個人認証システムを設定および出力時に要不要の選択機能を利用し無駄なコピーを削減しています。

    保護(まもる)くん
グループ会社の主な環境活動
  • 三井ホームコンポーネント株式会社
    • エコドライブ
    • 使用電気量の削減
    • オフィス・工場のLED化
    • 産業廃棄物の削減
    • ペーパーレス会議の実施
    • エコキャップ活動
  • 三井ホームエステート株式会社
    • エコドライブ
    • 使用電気量の削減
    • 紙の削減
    • ペーパーレス会議の実施
    • エコキャップ活動
  • 三井ホームリンケージ株式会社
    • 使用電気量の削減
    • リース物件のエコ化提案
    • 紙の削減
    • ペーパーレス会議の実施
    • エコキャップ活動
  • 株式会社三井ホームデザイン研究所
    • 使用電気量の削減
    • 紙の削減
    • ペーパーレス会議の実施
  • 三井ホームエンジニアリング株式会社
    • エコドライブ
    • 現場清掃
      (リサイクルの推進)
    • エコキャップ活動
  • Mitsui Home Canada Inc,(カナダ)
    • 植林活動
    • 使用電気量の削減
    • ペーパーレス会議の実施
    • 木材(端材)の再利用
  • Mitsui Home America LLC(アメリカ)
    • 使用電気量の削減
    • ペーパーレス会議の実施
関連するSDGsのゴール
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を